『委譲権限と保留権限』(昭和58年6月)
組織分担は
牽制できるようにしておくことだ
取り返しのつく失敗と
取り返しの付かない失敗を明確に区分し
任せてよいものと
任していけないものをはっきりさせる
委譲権限と保留権限である
人は信用しなさい
だが人の行為は信用できない
チェックのしくみが必要だ
※権限の委譲が進んでいない組織は実際は多い
トップは先代が引退すれば、イヤでも権限委譲
は進む。社内はそうはいかない。人は仕事を
なかなか手放さない。今やっている仕事を手放す
と仕事がなくなるという恐怖があるからだ。
その恐怖を払拭するようにしていかないと、
この権限委譲は進まない。実際は、新たな仕事
が待っているのである。