『小チームで利益をコントロールせよ』 (昭和52年2月)
員数主義のおみこし経営にメスを入れ
1人ひとりがしっかりと
おみこしを担ぐようでないと危ない
ぶら下がる人を
面倒を見るだけの余裕が企業にはないのだ
低成長時代は
労働生産性がモノをいう
大きな枠で
人の働きを見るのではなく
細分化して小さなチームに分割し
小回りのきく機動力を発揮するようにする
さらに
1人ひとりの働きがいがあるように
チームごとの
目標・計画に1人ひとりが参画し
自分で計算し
自分で行動し
自分で軌道修正し
自分で成果を見届けるような
仕組みが必要である
※この生産性目標をしっかりと社内で根付かせている
会社はまだまだ少ない。とくにホワイトカワーと呼ばれて
いた事務を主体とする職種(営業・管理部門など)の
生産性目標は確立されていない。どうしても売上・利益
などの結果目標のみになる。だから労働時間の問題が
クリアされなくなる。