1.棄権の12人に役職辞任要求
まあ、こんなことやっていると、反乱分子を増やしていくだけなのに。党内議論をしっかりとやらず、生煮えで全てを強行に(権力の中枢にいる人たちがそれを間違えて行使するために)進めていくから、軋轢が強まる。党内融和も形だけだからうまくいかない。
2.野田政権100日目の試練 消費増税 結果出す責任
反対論を収めてこそ、というのは正論だが、その収め方である。これまでのように執行部の決定だから、といって押し切ってはいけない。順序の問題である。官僚の天下りや人件費の削減、ムダ使いの排除が先なのである。天木氏や河野氏のブログにも相変わらずの天下り指摘がされていた(10日付け)。どうじょうさんは官僚の言いなりだからムリなんでしょうね。
3.高速道の「永久有料」検討
民主党がモタモタしている間に、こっちも官僚が巻き返し始めた。八ツ場ダムしかり、高速しかり。これでは、政権交代した意味がない。旧自民党政権と同じになってしまう。こんなことのために政権交代をしたのではない。民主党の良心はないのか。官僚のムダづかいをとめないと、そのための増税が進んでしまう。
日本経済新聞より
4.公務員給与減と郵政法案 年内 与野党合意を
こういうポーズは得意だなぁ。お願い、お願い。選挙ではないんだから。リーダーシップはそのためにある。頭を下げるだけで、あとは向こうが協力してくれないから、では困る。特に、この2法案と消費税増税との熱意の差を感じる。これではいけない。
新潟日報より
欄外追記
社会保障の一体改革の財源のために消費税を増税するというが、まず一体改革を先にやってその姿を示すべき。官僚は口ではいいこと言って、実現した試しがない。これまで年金改革にしたって、介護や医療の改革にしたってしたり。自分たちの天下り先や利権は確保していて、ちゃっかりと増税資金はそこにつぎ込む。国民にはその恩恵は回ってこない。だから、今回は、ちゃんと社会保障改革をやってからで増税はいい。本当に実現できそうなものを作ってくれないと増税など認めるべきでない。