1.タイ首相 求心力低下
洪水対策へ野党の追求が厳しくなっているらしいが、こういう緊急事態というのはリーダーシップがかなり必要となる。どこぞの首相もそれで能力のなさが露呈してしまった。現場の混乱は様々なミスを呼ぶ。硬直した組織はそのミスを隠蔽しようとして、更にミスを犯す。リーダーシップはそれを修正しながら、対処していかなくてはならない。部分最適に走り勝ちの組織を全体最適に整えていく。それにしても、この災害もどこまで広がるのやら。
2.G20会議に厳しい論評
他の国のメディアと日本のメディアの何と違うことか。日本は「消費税公約」の既成事実の積み上げに必死。本当はこれを含めて、今の指導層の力のなさを指摘すべきなのに。サミット中のどうじょうさんの冴えない顔といったら・・・悲しいぐらい。大人の会議に混じった子どものように見えた。全然、堂々としていない。あんな人を選ぶんだから、国民もバカにされているだろう。
3.国内の空 格安航空離陸
大都市中心は仕方ないのでしょう。ある一定量を確保しなければならないでしょうから。でも、それはドル箱路線での自社の利益を奪うことにもなる。どういう戦略を抱いているのか、お手並み拝見である。ただ、成田・関空というあまり便利でない空港からスタートというのもなぁ。
4.錦織 ジョコビッチ破る
いやー、快挙です。本当に。びっくりしました。いつもいいところで故障したので、ここまでくるとは。テニスは流れがあるので怖い。一旦、手放した流れを取り戻すのは、トップ選手でも難しい。最終セットはそれを物語っている。第二セットを競り勝った時点で、流れは大きく変わったということ。コンマ数秒で決まるテニスで集中力を欠くとああいうスコアになってしまうだなぁ。
日本経済新聞より
5.TPP「例外品目」も
こんないい加減な記事ばかりを新聞もTVも報道する。変な希望を持たせて、大丈夫だから、といっておいて、聞いた方が忘れたころに、やっぱりダメでした、になる。原発報道と同じ。いつまでこんなやり方を国民も許すのか。だから信頼度がどんどん低下していくのに。
6.年金照合 無駄40億円
もっともっと無駄があるのに。小さいものばかり(まあ、40億も小さくはないが)が出てくる。これより、ケタが3つも4つも違う無駄があるはず。公務員の天下りや退職金、給与に踏み込まない限り、大きな削減はできない。
7.早急に判断必要 経産相
なんで早急なのかがわからないし、国民もそこが納得がいっていない部分だろう。カナダも見送った、韓国や中国も静観している。自国内もまとまっていない。ここ数日にあわてて、結論を出す理由がこれまでのところ、見当たらないのである。アメリカ(オバマ)に、手土産を持たせる理由以外に・・・決して「目先の政局」などではない。なんでも政局というと相手が悪くなるとでも思っているのか。
8.若者を覆う閉塞感 ギリシア混乱
国に見切りを付けて移住する人も出てきているらしい。こうなると国自体がなりたたなくなる。日本も注意すべきであろう。いつまでも国民がバカで、政府のいいなりになっていると思わないほうがいい。将来の有望な人間ほど、敏感に感じているはず。頭脳流出や若者の国外脱出は大きな損失である。
9.新潟県の大学進学率 47.6% 全国30位
大学の4年間をムダにしないで欲しい。何かを成し遂げることを目的に持ってもらいたい。そして、体力のある若いうちは、多少ムリをしても勉強、特に読書を多くして教養を身に付けることが重要。語学などより、思考力を磨くこと、ボキャブラリーを増やすことが重要。頑張って欲しい。
10.TPPの実態 政府隠す
慶大教授の金子勝氏のコラムである。ここに書かれていることを皆さん、知ってもらいたい。こういう意見がもっと早く主流にならなければいけなかった。もう、手遅れのような気がする。反対派は党を越えて、一致団結してもらいたい。必要なら、新党になってもらいたい。対米従属からの脱却の契機にしてもらいたい。
11.愛子さま通学めぐる報道 皇室の公私 どう伝える
そっとしておいて上げればいいのに、と思ってしまう。皇室とはいえ、人間なのである(戸籍がない、とはいえ、神ではない)。病気にもなるし、弱気にもなる。国民の関心はそんなに高くない。おもしろおかしく報道して、興味を引くように仕向けているだけ。マスコミの質の低下である。小沢さんの記者会見における上杉氏と読売新聞の喧嘩も同様。自分たちのやっていることがわかっていない。本当に報道すべきことを、もっと真剣に考えてもらいたい。
新潟日報より