1.郵政法案 修正協議要請へ
いつまでやっているのか、と言う感じ。スピード感がまるでない。こんなに悠長にやっているなんて信じられない。先送り体質の最たるもの。官僚がやりたくないものはどんどん先送り(普天間、年金、公務員改革・・・)。その間、成果がでないうちも給料(それも税金から)は頂く。これから、官僚も成果報酬にしたい。国益(省益ではない)に換算して、どのくらい奉仕したのか、によって、給料が決まる仕組みに・・・やってみたいなぁ。
2.10年代半ばまでに消費税10% 首相 G20で表明へ
どのマスコミもあたかも当然のように報道しているが、本当にこれでよいのか。どこぞの独裁国家があるまいし、消費税を導入するときは民意を問う、といっている状態なのに。民意に否定されたらどうするのか。経済成長が条件となっているが、成長しなかった場合はどうなるのか。10%でいいのかの議論すら済んでいないのに。日本はいつから民主主義でなくなったのか(以前から違っていたのだろうけど)。
3.防衛相 普天間「強行せず」
では、どうするのか。アメリカにできません、というのか。都合のいいことばかりを言わないでもらいたい。まあ、政治家が「こうやりたい」と言ったところで、鳩山さんの時のように、官僚はサボタージュして、協力しようとしないから、いっしょか。
4.TPP 国内議論に偏り
「自由貿易の利益を享受するTPP」とあるが、本当にそうなのか、の議論が先だと思う。自由貿易は大切だし、日本は貿易を重要視すべきだと思うが、他国の関税、自国の関税から本当にどこに問題があるのか、の議論をすべき。議論のすりかえがあちらこちらで起こっている。GDPの成り立ちも表面的には個人消費が6割だが、どうすれば成長するのかも議論が様々。ミクロな議論も大切だが、マクロ的な議論から進むべき方向を見つけるべき。当然、参加が前提の議論も危険だが。また、マスコミには「誤解に基づく」とあるが、情報が少ないなかで、マスコミ自身もどうして「誤解」と決め付けられるのか。あくまで、良いも悪いも「推測」なのでは。
5.大企業の介護保険負担増
介護の現場に本当にお金が回るのか。前回のアップの時もそんなことを言っていたが、待遇の改善には必ずしもつながらなかった。建前ばかりなのかなぁ。
6.東電支援9000億円に
まあ、補償問題のことを考えば仕方ないのだろうけど、東電の救済と被災者の救済が都合よく、いっしょになっているように感じる。本当は別問題なのだけど。こんな事態を引き起こしているのに、誰も責任を取らない国ってどうなんでしょうね。
7.任天堂 初の最終赤字
あんなにもてはやされた企業も流れを読めなくなるとこうなる。ずっと黒字を続けていくことのいかに難しいことか。でも、体力はあるはず。膿を一機に吐き出し、挽回を期待したい。
日本経済新聞より