「模倣の時代は去り、今やパイオニア利潤時代」 (昭和39年6月)
利潤動機より奉仕動機が強く支配しなければ
事業として成功することは難しい
発明して
大もうけしてやろうということで出発して
なんとか利潤をあげている場合もよくあるが
大きな失敗を重ねることも多い
やはり
大衆に奉仕する善意が基盤でなければ
成功は難しかろう
※会社創業時はこの「奉仕の精神」がしっかりと根づいている。トップから従業員まで
浸透しているのだが、日を重ねるにつれ、それが薄れ、いつの間にか利潤動機が支配
してしまっている。だから、顧客が離れていくのである。創業の精神をもう一度思い出して
みることが重要である。