「売上高はマーケットサイズとシェアで決まる」 (昭和57年12月)
売上高はマーケットサイズと、そのマーケットにおけるシェアで決まる
このマーケットが
初期成長期、加速成長期、成熟期、衰退期のどの段階に達しているのか
初期成長期なら、成長力は高いし、競争もないから、戦略面を重視し、必要限度の投資を行えばよい
加速性長期に入ると成長力は極めて高くシェア拡大をめざせば収益も大きい
成熟期に入ると成長が鈍化し競争が激しく収益も落ちてくる
管理がモノをいう段階であり、勝てる場の見直しと投資管理が必要
衰退期になると撤退がおこり、競争は緩和するが経営形態の変更など
最小投資で最大利潤を追求するミニ・マックスが必要となる
※この成長段階にあわせて会社の対応を考えることも、多くの企業でできていない。
過去の成功体験から脱却できないので、いつまで「加速成長期」段階の取り組みであったり、
「成熟期」段階の取り組みであったりする。
日本のマーケットのほとんどが衰退期に差し掛かっていることをもっと自覚すべきである。
そして、次のステージを模索することが重要である。