そして住専国会。
金融機関のトップが、住専各社の経営陣が、国会やマスコミにさらされた時期。
「ひも付きの融資など一切ございません」

(ちぇっ、よく言うよ)
と思ってみていました

当時、ノンバンクの融資先は住専だけでなく、消費者金融の資金調達会社にも広がっていました。
しかし、ノンバンクの融資担当者にそんなところを新規開拓してくるだけの営業力があったのか?
あるわけありませんでした。
どこに営業に行っていたのか。
当然、銀行です(融資部長が業績が下がってくると、銀行には顔を出しているのか、と怒鳴っていた)。
銀行にいけば、いくらでも仕事(融資)を紹介してくれていたのです

バブルのころは左団扇です。どんどん融資先が増えていった。怪しいところも含めて

持ちつ持たれつ・・・
ノンバンクの役員には、金融機関からの出向役員・転籍役員がいっぱいいました。
これだけベッタリだったのに、
問題になった案件はヒモ付きでなかったらしい

私が耳にしたこれらの話はフィクションなのでしょうか・・・