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ダウン症の娘を育てるにあたり、今まで何をしてきたか？
と同じ境遇のお母さまにたまに聞いていただくことがあります。
0歳時点、
1歳時点、
2歳時点、、、、
そして7歳時点の今。
これまで療育に関して色々調べ、色々連れ歩き、
各時点で考え方や娘との向き合い方が都度変わり、
結局私がたどり着いたのはこちらのブログでも動画や記事を通して
何度かお伝えしている「身体からのアプローチ」なんです。
足を骨折している子どもにまずすることは
早く走るための訓練ではなく、
足を治すことだと思います。
私が考えている「身体からのアプローチ」とはこの「足を治す」ことに
近いです。
私の娘はとても言葉が遅いです。
すでに理路整然と話すことができる3歳の次男の方がよっぽど
上手に話すことができます。
しかしやみくもに言葉の訓練を行うのではなく、
（専門家の先生による言葉の訓練はとても大事ですが）
まずは日常生活や遊びを通して、運動性の言語野、つまり脳を
活性化させることに注力してきました。
本来であればそこに言語療法が加われば良かったのかもしれませんが
残念ながら近場に専門の先生がおらず、
総合的な療育をしてくださる先生にお世話になっていたので
あとは脳を活性化することにつながる身体づくりに励んできました。
今はどういった運動や行動を行えば、脳のどの部分が活性化されるのか
といった事まで少しずつわかるようになってきたので、
訓練に加えて、そういった事に詳しい先生方に指導を仰いだり、
専門書籍を買ったりして自宅で実践してきました。
今の海外の療育は、脳の活性化とそれぞれの訓練が結びつくように
考えられることが多いようです。
娘にとっては、小さいな時にやっていたカイロも、
長距離ウォーキングも水泳も、全てすべて脳を活性化することに
つながっています。
食べ方、遊び方、日常生活をちょっと変えるだけで脳の活性化に
つながります。
娘と同級生の女の子をもつママがMaorisサークルにいて、
出会ったころなどは「もう7歳だから間に合わないかも…」と
自信なさげにおっしゃっていたのに、
日常を「活性化する生活」に変えたら、お子さんに前向きな変化が訪れたと
とても喜んでいらっしゃいました。
そして私も嬉しくて嬉しくて！！
障がいは治らないけれど、
影響をなるべく最小にすることはできます。
私は娘と将来旅行をしたり、仕事をしたり。
ビストロで「これおいしいね」なんて言いながらワインを飲んだり、
恋愛相談にのったり、大笑いをしたり。
そんな事がしたいです。
そのために、公共の場でのマナーを身につけたり
読み書きを学んだり、
食べる練習やお話する練習をしています。
さらにはその精度を上げるための「脳の活性化」です。
IQをあげるためではありません。
将来楽しむための今の努力なんです。
生活スタイルが人それぞれあるように
育児や教育、療育も正解などはなく、みんなそれぞれでいいと思います。
今日は我が家がたどりついた今のスタイルをご紹介しました😊
昨夜、娘が昔よく遊んでいたベビーカーのおもちゃをまた取り出し、
家中を歌いながら押して歩き回っていました。
娘が寝てからよく見てみると、、、
夜、一人で笑いました。
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