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最近改めて「模倣」の重要さに気が付きましたので、今日はそのお話をさせていただきます。
先日、オーストラリアに引っ越してきましたが、ダウン症がある娘がこちらでの英語による学校生活についていけるのかと、当初はかなり不安を感じていました。
実際に学校がはじまって今日で3週間目に突入。
先生方のおかげで、特に大きな問題もなく、毎日学校を楽しみに通えていて、少しほっとしているところです。
学校では、毎朝のルーティン作業などは一週間で覚え、今ではもう一人でこなせるようになっています。
(日中の様子はまだわからないので、そろそろ先生に聞いてみようかと思っていますが)
毎日学校から帰宅した後は、ジャイアント馬場の「ポー」的な (わからない方、古くてごめんなさい)感じの、やたら舌を巻きながらの呪文のようなものを唱えています笑。
これは恐らく、娘は耳に入った英語をもう早速話しているのだと思われます。
そしてこれは、言葉が苦手な娘にとっては、ものすごい事だなと思うのです
英語を話したいと思い、実際に耳でひろってきた音を話しています(それがジャイアント馬場風呪文だとしても)。
もしかしたらオーストラリアにいる間に(最低2年、願わくばさらにもう2年)片言の英語を話すようになってくれるかもと母はわずかな期待を胸に抱きはじめました。
こういった娘の成功事例は、全て「模倣」が身に付いているからだなと実感しています。
娘は2歳になる前から引っ越しまでの約4年間、個人の療育教室にお世話になっていました。(こんな感じのお教室です)
そちらでは、当時本当に覚えが悪かった娘に、先生があきらめずにみっちりと「模倣」を教えてくださったのです。
模倣とは、真似っこです!
うちの一歳の息子は、教えなくても自然とテレビや兄姉の模倣をし、今や一歳にしてフィギュアを片手に喃語でおままごとをしています!
下の子供は成長が早いと言いますが、きょうだいという遊びのお手本がそばにいて、それを模倣するからなんだなと改めてわかりました。
子供たちが発達する上で欠かせない模倣。
知的障害がある子供たちは、模倣が苦手な場合が少なくないようです。うちの娘はそうでした。
しかし、模倣を数年ベースでみっちりと身に付けてから保育園に入園したことで、入園後は先生やお友達の行動を模倣し、
模倣することで「出来る事」が増え、その結果、右肩上がりの発達を見せてくれたのだと思います。
(赤ちゃんの時から入園されている方々は、模倣対象がたくさん!の環境なので、同時に模倣を練習されると理想的だと思います。)
もちろんカイロ、サプリメント、自宅ケアなど他にも同時平行でたくさんのことをしましたが、模倣行為は娘の発達のキーになっていると実感しています。
最近の娘の模倣は、動作だけでなく、言葉模倣にまで広がり、
家族が話す文章や、テレビのセリフなどを聞くや否や、真似るようになっています。
もちろん日本語のお話も模倣練習のおかげで上手になってきました。
ここまで模倣が出来るようになってからこちらに来たので、英語も真似できるようになってきたのだなと思っています。
療育教室の先生がどのようなテクニックで娘に模倣をインプットしてくださったのかはわからないです。申し訳ありません!
しかし、自宅では、糸まきまきや、お弁当の歌、とんとんとんとんひげじいさん、等の手遊び歌や、
まずはお手本を見せてから真似をさせてほめるといった練習をしていました。
模倣の大事さ、娘が大きくなってきて改めて実感していますので、障害があるお子さんをお持ちのお母様方にはお伝えしたいなと思いました。
ちなみに療育教室のホームページがリニューアルされました。
今朝も数字のお勉強をしていました!