・「会話を哲学する」三木那由他 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

なるほど会話とは意味のやり取りだけでは無い

とこの本から学べます。

 

すでに分かりきっていることではありますが、

本人の口から言わせることに意味があったり、

逆に反対の行動を取らせるための発言などが

会話には存在します(「押すなよ〜」「押す

なよ〜」のアレです)。

 

意味のやり取りを会話のバケツリレーだとす

ると、本人の口から言わせる言動を促すため

の会話はマニュピュレーションと表現するら

しいです。

 

日本語では「操作」ですね。

 

この本では漫画作品を例に挙げて、行動をマ

ニュピュレイトする会話とはどういうことな

のかを知る一冊です。

 

あの「うる星やつら」の最終回における、諸

星あたるの最後のセリフの深さはここに繋が

ります。

 

 

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