もう20年以上前の本でしょうか。村上春樹氏が
40歳代の頃のエッセイです。
ランナーでもある村上氏が走ることについて書
いています。
フルマラソンは20回以上出ていて、基本はサブ
4です。
作家という職業でありながらアスリートである
のは真逆の様な気がしますが、そこは理由が明
確に書かれています。
「書く」には集中力が必要であり、その集中力
を生み出すのは「体力」なのだと。
体があってこその頭の働きというのは身体論に
通じます。
さらにフルマラソンの最中に考えていることと、
その後の気持ちの移り変わりにはランナーとし
て共感できる部分が多くありました。
「ああ、皆考えることは同じなのだな」と同じ
ランナーとして嬉しい瞬間でした。
ランナー必読の一冊です。
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