わたし自身もこのブログで紹介しているように
「教養としての◯◯」という本は数多く出版さ
れています。
今まさに「教養ブーム」なのです。
そしてその教養をできるだけ楽に、手っ取り早
く手に入れようとする人たちも増えています。
この本はそんな人たちが増えていて「こんな事
態に陥っている」と嘆くだけでなく、なぜこん
な風潮になっているのかを考察しています。
簡単に言ってしまうと「楽してお金を稼ぎたい」
と思っている人と根っこは同じなのです。
「コツコツと知識を蓄える」「コツコツと働く」
という、ある意味怠け者が最も嫌う過程をすっ
飛ばしてくれるのがファスト教養なのです。
「楽して稼ぐ」なんていう話はまともなビジネ
スパーソンであれば、「なんか怪しいな」と感
じるはずです。
しかし「楽して知識を得られる」という言葉に
は危険な匂いは感じられないので、飛びついて
しまうのです。
そもそも「教養って何?」というところから考
えさせられる一冊です。
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