周回遅れのコロナに罹ってしまいました。
熱などの容態は悪くないものの、長引く。こんなに
長く調子が悪かったのは、高校生の時の麻疹くらい
かな。
ってことでブログも休んでいましたが、ボーッとし
た頭でも、本は読んでいました。
今回は話題の「方舟」です。
近年「イヤミス」というジャンルが確立されつつあ
つと感じております。
この本はイヤミス史上3本の指に入るのでは、とい
うほどの傑作です。
こんな絶望的なラストは読んだこともないです。
洞窟に閉じ込められた男女10人が脱出するためには
誰か一人が中に残り、ある操作をしなくてはならず
その一人は、必ずしも後で助かるとは限らないので
す。
そんな状況で殺人事件が起こります。犯人を捕まえ
て、そいつに残ってもらおうと誰もが考える中で、
さらに殺人事件は起こります。なぜ?
「衝撃のラスト」という引文句は決してオーバーで
はないです。
これを超えられるイヤミスは果たして今後現れるの
でしょうか。
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