・「厚労省」鈴木穣 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

厚生労働省は省庁の中でもひときわ大きい組織

です。

 

100兆円を超える一般会計の約三分の一の予算

を持つと言われています。

 

年金などの社会保障、医療分野、労働基準など

の労働系、そして最近ではコロナ対策などの感

染症も厚労省の管轄です。

 

私たちの生活に非常に密接な省庁なのです。

 

その厚労省の歴史と内部に迫ったのが本書です。

 

当然薬害エイズなどの過去の不祥事も紹介され

ていますが、全体的にはフラットな目線で内容

を紹介しています。

 

官僚の内部に迫る。なんていうと悪意に満ちた

「バッシング」的内容になる方が読者は喜ぶは

ず、と思いがちですがそうではありません。

 

事実を事実として捉えて、あとは読者自身の判

断にゆだねる、というスタンスの一冊です。

 

 

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