「日本植物学の父」と呼ばれた牧野富太郎氏の
生涯を描く作品です。
命名した植物はなんと1500以上あると言われて
います。つまりそれだけの新種を発見している
ということです。
時代小説の大家である著者らしく、明治・大正
・昭和を生き抜いた主人公の生きた時代の目線
で書かれている文章も高尚で素晴らしいです。
ちなみに2023年度上期の朝の連続テレビ小説の
主人公は牧野富太郎氏だそうです。
神木隆之介君が演じるとか。
しかし原作は本作品ではないです。それでも波
乱に満ちた牧野氏の人生がどう描かれるのかが
楽しみなる一冊です。
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