1996年まで「優生保護法」という法律が存在
したのはご存知でしょうか。
要は、特定の障害や疾患のある人を「不良な
子孫を産む可能性のある人」として、不妊治療
させていたのです。
つまり障害者達を差別していたのです。
残念ながら、この差別意識は今でも様々な形で
表れています。
その最悪の例が2016年の相模原殺傷事件です。
この本ではその最悪の例とは別に、密かに進み
つつある差別意識=優生思想の事例をいくつも
取り挙げます。
「出生前診断」「遺伝子のゲノム編集」さらに
障害者施設建設をめぐる地域住民との争いまで
様々です。
このような問題は当事者意識を持つことが難し
いと思います。
しかし誰もが目を背けず向き合うことが大切で
す。
そんな気づきと投げかけのきっかけとなる一冊
です。
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