・「不思議な島旅」清水浩史 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

「不思議な島」を巡る旅ではありません。

「島旅」は不思議な感傷を呼び起こさせること

を意味しています。

 

日本全国で過疎が進んでいるのですから、島で

の過疎化は本土の比ではないと思います。

 

しかも最後は「無人島化」してしまうのです。

 

戦後に無人島化したのは138島です。2020年

時点で日本の島は6852(この数値は根拠が不

明で、諸説あるそうです)の内、有人島は何と

418しかないのです。

 

たったの6%の有人島率なのです。

 

そんなはかない運命を持つ島を訪れることに

よって感じる不思議な思いが本書には込められ

ています。

 

日本という島国に固有の文化が生まれたのと同

様に、それぞれの島にも独自の文化、風習が残

されています。

 

そんな失われつつあるもう一つの日本を巡る一

冊です。

 

 

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