・「感染症の日本史」磯田道史 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

 

「賢者は歴史に学ぶ」

まさにそれを地でいくのが今回のコロナ禍では

ないでしょうか。

 

スペイン風邪をはじめとして、人類の歴史は感

染症との戦いなのです。

 

過去の文献を紐解くと、現在のコロナ禍と同じ

状況がいくらでも出て来ます。

 

特に今回スウェーデンが実施しようとした「集

団免疫」を行うべき、と言う議論は過去にも同

様にあったようです。

 

しかし「免疫」にはまだまだ謎が多く、集団免

疫は必ずしも効果があると判断できない経緯が

あったようです。これは現代でも同様です。

 

さらに昔の日本人の生活習慣にも目を引くもの

があります。

 

昔の高級布団には片側の隅に「フサ」が付いて

いました。これは頭の方の印だそうです。日本

人は昔から「ゾーニング」の観点で清潔を心が

けていたことが分かります。

 

まさに「答えは歴史にの中にある」と納得させ

られる一冊です。

 

 

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