・「夢をかなえるゾウ 4」水野敬也 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

ご存知「夢をかなえるにはこんな方法がある

のだよ」

のバイブルとされるシリーズの第四弾です。

 

それがハラスメントと言われてしまえば、何も

この本では語れなくなってしまうのでは?と思い

興味深く読みました。

 

しかしさすが水野氏です。「そもそも人は夢を

持たないといけないのか?」という問いに対し

てある種の答えを出しています。

 

「夢」と大げさに構えるから、たじろいでしま

うのであって、それはささやかな願望でもよい

のです。

 

そしてその願望に縛られながら力んで生きるの

ではなく、次の世代に引き継いでも良いのだ、

くらいの気持ちで臨むのがよい、と。

 

そうやって人は夢を叶えてきたのです。

 

「今、世の人が感じている苦しみの多くは夢が

生み出している」

「今のままでは足りない」

「あれを持っていなければ自分は幸せになれな

い」

 

そういう思いに駆り立てられてしまっています。

 

しかし本来、人は幸せになる為に生きているの

であり、夢をかなえることは、幸せになる一つ

の手段でしかないのです。手段が目的になって

しまっているのです。

 

つまり「夢に縛られる苦しみから解放される」

自由も持っているのです。

 

そんな「本当の自由」を知ることができる一冊

です。

 

 

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