・「村上海賊の娘」和田竜 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

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村上海賊の娘(下巻) [ 和田竜 ]

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遅ればせながら昨年の本屋大賞作品を読みました。

戦国時代、織田信長のいわゆる大阪本願寺攻めの際に、本願寺への兵糧を運ぶ
手助けをしたと言われる瀬戸内海を本拠とする村上水軍の合戦記です。

兵糧を運ぶ時には、当然織田側との戦いが発生していて、世に木津川合戦と
言われています。
ここで村上水軍は信長を打ち破っています。
その驚異的な強さを支えた一人の女性兵士が村上水軍当主の娘。「景」です。

ここで述べたいのは小説の内容よりも、小説の構成です。
まるでテレビ化を前提とした内容で語られていて、ドラマ化では主人公役は
「杏」で決まり、と感じました。