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茶道をたしなんでいる私としては絶対に読まなくてはいけない本でした。
とは言っても、「もしも利休が」というようなシチュエーションではなく
「あなたが他の人を招いたら、どうしますか」という茶道の心得を分かりやすく
伝える内容になっています。
この人は文書もうまい。
私のような茶道をやっていて、少々の知識がある人間でも「何となく」としか知って
いなかった部分を分かりやすく解説してくれます。
たとえば「裏千家」「表千家」は通称でしかないのです。正式名称は裏千家は「今日庵」
表千家は「不審庵」です。あの京都の大徳寺近くのあそこですね。
ちなみに私は裏千家です。