・「写楽 閉じた国の幻」島田荘司 著写楽 閉じた国の幻/島田 荘司¥2,625Amazon.co.jp今日も本が読める日常に感謝です。この本は素晴らしい。構想20年だそうだが、正直言って最近パッとしなかった島田荘司氏の健在ぶりを示した作品です。写楽=外国人説は、弘兼憲史氏の「ハロー張りネズミ」の特別遍で取りあげられていましたが、それを裏付けるかのごとく細かく描写されています。たった10ヶ月程度の活動で日本美術史に強烈なインパクトを与えた「写楽」。やっぱり外国人でないと説明つかないだろう。続編の構想も有るそうだが、是非期待したい。お願いします。