大学3年時の記事っす。
みんなは「戦場のアリア」という映画を知っているだろうか?
私は今日の昼に初めてそれを観た。
この作品の舞台は、第一次世界大戦中の前線である。
そこでは、独軍、英軍(スコットランド人は自分たちを英軍とは違うと言っていたが)、仏軍が
対峙しており、戦っていた。
それぞれの軍にさまざまな人間模様がある中で、
クリスマスイブに信じられない事が起きた。
まずはスコットランド軍のバイパイプを使った合奏から始まり、
ドイツ軍の元テノール歌手の独唱、
そして気づくと、
それらが合奏し始め、
兵士たちがその合奏を聴きながら、
壕から出始めたのだ。
そしてついにはお互いの部隊の長同士が
話し合い、クリスマスイブであることを理由に休戦することにした。
3つの軍の兵士がみんな混ざって、
お酒を分け合ったり、
お互いの家族の話をしたり・・・
最後には合同でミサを行い、
ドイツ人のソプラノ歌手の歌に
全ての人が聞きほれていた。
その日以降も
お互いサッカーをしたり、
戦争後の再開用に住所を交換したりしていた。
みんな戦争に疲れていた。
結局上層部にばれて、
それぞれの部隊は解散させられ、
各々処分を受けたが。
これらが史実だと言うのだから、かなり驚きだ。
現実に起きたのだ。
戦争中でお互い相手に恨みがあるだろうし、
策略なのではと疑う気持ち、
不安・恐怖もある。
それなのに
信仰のある人もない人も
全員があのクリスマスイブの日に
武器を捨てて
同じキリストと言う「神」に祈ったのだ。
「神」とは何なのだろう。
宗教によって違いはあるだろうが、
「神」というものはどの宗教にも、
またどの人中にもある。
人は「神」と言うものをいつ知ったのだろう。
もしくは発明したのだろう。
私自身、自分がいつそれを習ったのかわからない。
小さい頃、物をなくしたときによく神頼みしていたのを覚えている。
その頃私は親から怒られるのをかなり恐れていて、
その恐怖から神様に物が見つかるようにと、
必死に祈っていた。
私は、
「無宗教で神は信じてないけど、
先祖が見守ってくれていることを信じている」
と人に言ったことがある。
今もそう思っているけど、
無意識にすがっている気がする。
まったくもって100%
「神」を信じていない人なんているのだろうか?
私は、ほとんどの人は無意識に信じていると思う。
まったく信じていない人っていうのは、
本当に強い人だけだと思う。
まだ20年と言う浅はかな人生しか生きていないけど、
今のところ私は「神」を次のように定義している。
「神」とは、
人が恐怖にかられたとき、
その存在を信じることで、
人の存在を維持するための力になるものではないだろうか。
紛争下では、
家族を失った悲しみを考えるとその生き残った人にとって、
生き続けること、存在し続けることは、
どう考えても苦しいことだろう。
でも、その紛争が神の御心で起きたことと信じることで、
力を得ている気がする。
紛争・貧困など、
何かつらい現実に直面している人ほど
「神」に対する信仰心が強いように思われる。
でも
そんなつらい人達だけではなく、
ちょっとした日常における恐怖に直面した人も
「神」頼みする。
受験期とか「神」頼みした人も
多いんじゃないだろうか?
これほどまで、
その人の人種・性格・人生などのbackgroundに関わらず、
あらゆる人が共通に知っている、
もしくは信じているものって他にないんじゃないだろうか?
「神」って何なのだろう?
頭で考えるものではなく、
感じるものなのだろうか?
う~ん謎だ。
ぜひ「戦場のアリア」を観たら考えてみてね。