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映画カテゴリの投稿はかれこれ10年ぶりぐらいになりますが、
久しぶりに映画館で観てきたので投稿します。

今回は押切蓮介先生原作のミスミソウを観てきました。

歪んだ愛は狂気に化ける…
だけど歪んだ本人にとっては狂喜でもあるんだな…

と、それぞれのキャラの死に様を見ていて思いました。
また、家族愛が欲しくなる映画でした。

血しぶきあげるグロシーンも多いのですが、
結構大袈裟な血しぶきだったり、コミカルな表現に見えたので
見てて「うっ」となるようなものではありませんでした。
(自分がコレ系の映画を見慣れているのもあるかもしれませんが。)


ポスターの配色が白と赤のシンプルなものだったので、
今回はもテーマの1つなのかな~?と思いながら観てたのですが…

各キャラの服装って観点で見ると面白い。

主人公は途中から復讐を意味する""、
いじめっ子たちは罪を意味する""、
妙子は途中から贖罪を意味する""。


お気付きだろうか…?

相場君は終始""なんだよね。


赤い服は返り血対策もあるだろうね。

複数回観るなら、色以外に、音の使い方、
気候(雪が降ることで物語の転機を迎える)
細かい表情の違いなんかも観てみると面白いかも。

表情という意味では妙ちゃんの表情がなかなか読み取るの難しくて面白い。

エンディングは原作と少し違う終わり方でしたが、
概ね満足して映画館を後にすることができた映画でした。


映画はその人それぞれの視点で観るから面白いよね。

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