今年の夏はカラ梅雨の後に雨ふりが続き、涼しいお盆、
ゲリラ雷雨と妙な天候続きでしたね。
しかし8月も最終週、店頭では秋の食材もちらほら出始め、
いよいよ去りゆく夏、ということでしょうか。
さて、本日は真菜板でなくてはならない代表的なお酒、
開運無濾過生原酒。

初めて無濾過生原酒に出会う方は皆様開運の美しさに
心奪われるのではないでしょうか。
私も冬の訪れとともに登場するこの開運が大好きです。
真菜板の開運は中汲みと呼ばれる、荒ばしりの後に出てくる
とてもバランスの良いところ。だからとても安定していて、
時の経過とともにトロっと熟成していく感じがなんとも
優しくて感動的です。
通常は桜の散る頃までか、せいぜい初夏くらいまでの
お酒ですが、なんと今年は真菜板ではマスターの切なる
願望?もあり、残暑の季節までも安定供給がつづき、
おかげさまで長いこと楽しませていただいております。
昨夜は珍しいスズキのカマ焼きと共にゆっくり
開運を楽しみました。
スズキは刺身だと洗いにして、独特のくさみをサッパリ
させて頂きますが、カマ焼きは骨の周りの身が脂を
まとって濃厚な美味しさです。

また白身のお魚だけでなく、鰹の刺身でもぴったり
なんですよ。
お写真の通りこれでもかと薬味がたっぷりですが、
薬味ともお酒が合いますね。
これから涼しくなる頃には飲み納めでしょうか、
でも開運無濾過好きの私にはたまらなく嬉しい
今年の夏だったのでした。
皆様も是非、真菜板での幕開けは開運で乾杯!
と参りましょう。