今回の更新は手代のあらちゃんの予定でしたが、流行に敏感な
あらちゃんはインフルエンザでお休み。
急遽、常連のぜんちゃんに代打で登板をお願いいたしました。
常連のぜんちゃん、お忙しい中ありがとうございます!
そしてあらちゃんは、どうかお大事に~
「あんのう芋のチーズ焼き」
安納芋は鹿児島県種子島の安納地区で生まれた「さつまいも」
の在来種で、サツマイモの中でも抜群の糖度を誇っています。
火を通すことでグッと甘さとコクが増す安納芋。

真菜板では真菜板らしくチーズ焼きで、
数種類のチーズと共にオーブンで焼き上げました。
とろっとチーズとねっとり安納芋、甘みと食感のコラボレーション
をお楽しみください。
合わせるのは「秋鹿 へのへのもへじ 山田錦60 27BY」
真菜板には珍しく火入れのお酒ですが、そのおかげで一年古酒でも
フレッシュ感があります。
青いバナナのような香り、味わいは穀物の甘み、私は菱餅を連想し
ました。
ふくよかで複雑な甘みや旨みと酸は肉やチーズと相性抜群のお酒です。
あんのう芋のチーズ焼きを食べて、秋鹿をいただくと、
秋鹿が安納芋の甘みとチーズのコクをまとめてくれて、複雑なのに
まろやかな味わい。
お燗にすると、甘みと酸のバランスが良く、トーンは優しくなりますが、
ニッキやシナモン、カカオやナッツなど複雑な味わいが出て、
また一味違ったあんのう芋のチーズ焼きが堪能できます。
最近では首都圏でも見かけるようになりましたが、
まだまだ収穫量の少ない安納芋、食べられる時期も長くないので、
この機会に真菜板でぜひ。