サワラ入り桜道明寺 新筍あんかけ | << 真菜板だより >>

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池袋「味里」、高田馬場「真菜板」、鳥取県智頭「うどん家&真菜板」と47年間の日本酒人生の最終章は長野県諏訪にて幕を開けました。
個性豊かな日本酒、とくに無濾過生原酒にこだわって、料理と酒のマリアージュを楽しむお店です。

手代のあらです。

すごい勢いで桜が満開になりましたね~。
真菜板のすぐそばを流れる神田川も、このとおり<< 真菜板だより >>-神田川の桜
溢れんばかりに咲き誇ってます。

真菜板のメニューもすっかり春。
お魚は先日のカツオに続き、
春の魚とかいて鰆(サワラ)が入荷です。
あと、イキのいいのが入ったとかで、お通しに
生しらすが出て来たりするラッキーな日もありますよ。
いやあ、春ですね~~。

そんな春メニュー満載の中でも、今食べておくべき!
と特筆しちゃうのが、こちらの
「サワラ入り桜道明寺新筍あんかけ」。

桜道明寺といえば、あれですね。
<< 真菜板だより >>-サワラ道明寺
和菓子屋さんでこの時期華やかに並んでいる、桜餅です。
これが、新筍やキノコなど旬のお野菜を従えて
どどーんとお皿に鎮座してます。

お餅の中はアンコ・・・ではなく、
サワラの切り身がほっくりと入っております。
なんとこれは征子さん手作りの、特製桜道明寺!
そして上品なお出汁のきいたあんがかかっているという、
どこからとっても完璧な春の一皿。

これにマスターが合わせてくださるのは
宗玄純米山田錦です。
1年古酒もありますが、ここはあえて今年の新酒で。
まだまだフレッシュな飲み口の、山田錦のキリっとした
感じが、お料理の優しい味わいをなお引き立ててくれます。
うまいうまーい。

東京の桜は早くも今週には葉桜になってしまうそうですが、
この一品があれば、
まだまだお花見の余韻を楽しめそうです。