サワラのしゃぶしゃぶ | << 真菜板だより >>

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池袋「味里」、高田馬場「真菜板」、鳥取県智頭「うどん家&真菜板」と47年間の日本酒人生の最終章は長野県諏訪にて幕を開けました。
個性豊かな日本酒、とくに無濾過生原酒にこだわって、料理と酒のマリアージュを楽しむお店です。

手代のあらです。

「今日はこの冬一番の寒さ」
って、毎日天気予報で聞いて、耳にタコです。
<< 真菜板だより >>-サワラのしゃぶしゃぶ
冬来たりなば春遠からじといいますが、
なかなかどうして冬の終わりは見えませんねえ。

今日も厳しい寒さの中、アツアツ鍋でもつつきたいところ。
「サワラのしゃぶしゃぶ」を注文しましたら、
目を疑うボリュームの一皿が登場しました。
野菜もきのこも豆腐もサワラもてんこ盛りです。

これをひたすら煮ては食べては、完食までゆうに3時間。
その間に開運の雄町、宗玄の山田、風の森などなど
あらゆるお酒を合わせました。

しゃぶしゃぶの名の通り、サワラは鍋に入れて白く
なってきたあたりをサッと上げてパクリといただきます。
柔らかい、あまい、うまいー。
そこでお酒を一口。うーん、至福。
外の寒さもすっかり忘れてしまいます。

インフルエンザも猛威をふるう昨今ですが、
われらがマスターはどこ吹く風で元気一杯。
「無濾過純米はインフルエンザがよけて行くんだよ~」
だそうです。

ここは素直に信じることにして、
予防注射がわりに一献どうぞ。