番頭のばんです。
昨日は暑い日でした。
これはもう、「夏日」というやつですな。
(ちなみに、25℃を超えると夏日、30℃を超えると真夏日とか)
梅雨の気配と夏の気配をふたつながらに感じておりますが、
真菜板のメニューにも夏の魚が載り始めています。
今日ご案内しますのは「スズキ」。典型的な夏の魚です。
スズキは刺身でもおいしいですが、焼いても揚げても美味です。
中でも、真菜板の定番の一つは揚げ。
今日ご紹介する「スズキの黒酢あんかけ」です。
刺身用の新鮮なスズキを捌いて、バンバンバンとブツに切って
から揚げにしたものに、色とりどりの夏野菜がたっぷり入った
黒酢風味のアツアツあんを掛けまわしています。
揚げてプリッとしたスズキと、シャキッとした歯ざわりの残る
野菜のコントラストの妙。
それをさらっとまとめる黒酢の効いたあんは、くどくしないよう
仕上がっていて、全体としてサクサク食べられます。
お酒は、じつは真菜板にあるものならたいがい合います。
暑い夏の日にはよく冷えた生ビール、エーデルピルスの苦みに
合わせるのもよし。
日本酒は黒酢には燗も合いますが、やはり夏は冷たいのを。
黒酢を使っていますから、しっかり酸があるものがおすすめです。
でも、たいがいの(真菜板の)酒に合いますから、どうぞその日の
気分で選んでくださいまし。
