番頭のばんです。
今年から、新たに有機野菜をいろいろと取り入れました。
栃木県益子市にある川田農園さんを紹介してもらいまして、
そのときどきの野菜を箱いっぱい詰め合わせて、毎週直接
送ってもらっています。
おかみの征子さんは、見たこともない野菜をつまみだしては
(子供のように)大喜び。
「これは、どんなところで作ってるか、見に行かないとねー」
なんて話しておりましたが、トントン拍子に話が決まりまして、
出掛けてまいりました。
いう、のどかな田園地帯に川田農園はありました。
こちらは、いまがまさに桜の真っ盛り。
川田農園さんは、まだお若い川田さん夫妻と全国から集まった
若者の計9人ほどで6ヘクタールほどを有機栽培されています。
作る野菜の種類が160種というんですから、これは驚き。
「うちはさー、ほんっと仕事は厳しいからねー。
脱サラの人は まず3日と続かないよー。」
と、のっけから硬派な川田さんの発言にビックリ。
この日は、2月からここで働いているという20代の新人さん
お二人に案内していただきました。
ハウスに行くと、ミズナの花が真っ盛り。アブラナ科だけあって、
菜花のような黄色い花が可憐です。
畑を見て歩きながら、カラシ菜の葉をちぎって口に放り込みます。
もう、辛いのなんの!みんなで咳きこんでました(笑)
こちらでは、普通に八百屋やスーパーで見かける部分以外も
いろいろ商品として出荷してくるのが面白いところ。
たとえばこのミズナも、葉だけでなく花芽も野菜として届きます。
これがまたいいんですよね。
逆に、私たちが食べてる野菜は、ずいぶん商売用に定型化した
ものだったんだなあと、改めて気付かされます。
さて、畑から戻ると川田さんの奥さまのお料理で大宴会。
大変なお料理上手で、とれたて野菜料理のオンパレードにビックリ。
栃木の麦茶(by川田さん)ことビール片手に、近年まれに見る
大量の野菜をおいしくいただきました。
(当然、日本酒も持ち込んで飲んだことは言うまでもありません)
これからもどんな野菜が入ってくるのか、毎回楽しみです。
川田さん、今回はどうもごちそう様でした!
