番頭のばんです。
今年の3月は、本当に晴れの日が少ないですね。
前半で東京が晴れだった日は、たったの2日だそうです。
ようやく春らしい陽気になってきました。
春はとっても食の楽しみが多いシーズンですが、
個人的に外せないのは山菜とハマグリ。
この時期のハマグリは、もうほんとにたまりません。
でも欲を言えば、鹿島灘の地ハマグリが食べたいところ。
同じハマグリでも、よくスーパーで売っている中国産などの
手頃なハマグリとは、味も香りもまるで別もの。
とくに、焼いたときに出てくる、あの濃厚なうまみのツユ!
…考えただけでもよだれが出てきます。
でも、高いんですよね、地ハマグリ。
普通のハマグリが1パック6個以上入って500円でなのに、
地ハマグリは安くて4~500円、大きいものは700円以上します。
これが1個の値段なんですから、ハマグリというよりビックリです。
美味で知られる鹿島灘のハマグリも、年々漁獲が減っていて、
保護のためにわずかしか獲れない決まりだそうです。
訊けば、一人の漁師さんが年間に漁に出られるのは5回とか・・・
なんと、そんなに希少なものになっていたとは。
だから、日本で出回っているハマグリの9割以上が外国産。
おもに中国からの輸入品で、パッケージに三重県などの業者の
名前が書いてあっても、よく見ると中国産とかなってます。
まあ、おかげで手ごろにハマグリを買えるんですけどね。
でも、せっかくハマグリ食べるならうまい方。
というわけで、真菜板でも鹿島灘の地ハマグリをご用意しました。
