番頭のばんです。
この時期は、やっぱり魚がおいしいですね。
今回は、ちょっと張り込んでブリを入れてみました。
真菜板の魚は基本的に天然もののみですから、
どこで取れたかによって値段も味もかなり違ってきます。
ブリもピンからキリまでありますが、やっぱり征子さんが
納得するような魚は、お値段も張るんでございます。
で、ブリ。
本当は年末にも入れたかったんですが、なにしろ高くて、
手が出なかったんです。
(とうてい売れる値段じゃなかった、ということで…)
今回のブリは佐渡産。
しっかりと脂がのって、見事な断面です。
刺身を醤油に付けただけで、パッと醤油に脂が広がります。
不味いわけがありませんよねー!
刺身がおススメですが、運が良ければ脂の乗ったカマなんか
入った「ブリ大根」に巡り合えるかもしれませんよ。
ブリにはやっぱり、北陸の酒。
宗玄はさすが能登の酒、ブリというと他の追従を許しません。
ブリの脂をしっかり受け止める強さがあります。
新潟の鶴齢も、きれいな酸がブリの味わいをくっきり際立てる
素晴らしいマリアージュ。
ぜひお試しを!
と、書いたところで、
「ブリは売り切れだよっ!」という征子さんの声。
あとはそのブリ大根を残すのみとなりました…