映画「ガチ☆ボーイ」を見た。
見終わったら、雨のために持ってきていたタオルがびしょびしょで使い物にならないくらい濡れていた。
今日この映画を選んだのは、友だちから誘われたからだ。
だから、あまり見たいとは思ってなくて期待しなかった分、大満足の映画だった。
点数でいうと・・・は難しいので、ご飯でいうとおかわりがほしくなる映画だった。
もう一回見たい。
笑って笑って盛り上げておいて、
終盤に感動をもってきて落とす
というベタな展開なんだが、それがすごくよかった。
特に、主演の佐藤隆太。
彼は人の心をうつ演技をする。
あの屈託ない笑顔は、誰にも真似できない最高の笑顔をするし、がむしゃらにぶつかる演技は彼の役者への姿勢のようなものを感じる。
分かりやすく言えば、演技を超えた彼の人柄が伝わってくるという感じだ。
それから彼の役柄に心打たれた。
主人公の佐藤演じる五十嵐は、寝て起きると1日の記憶が全て消えてしまうという
「高次脳機能障害」という役。
ある日の事故をきっかけにその日からの記憶が消えてしまうのだ。
毎朝、目覚めるとあの事故の日から何も動いていない時間と記憶。
部屋中に貼られた「手帳を見ろ!」の張り紙。
そして、机の上におかれたノートには「明日の僕へ」という8冊もの日記帳。
毎朝、事故の日からの出来事、仲間の名前や特徴など全て頭に入れて家をでる。
これが彼の日常なのだ。
人から言われたことをコマメすぎるほどメモをとる習慣。
毎日撮る異常な数の写真たち。
変なキャラクターだと思ってみていたが、これらの行動が「すべて忘れてしまう記憶のために」していることだった。
前半は、笑えるシーンが多かったが、後半は彼の律儀で懸命に生きようとする姿で胸がいっぱいになった。シリアスなところとコミカルなところが入り混じった映画で、ベタだけど何か好きだなという映画の1つになった。
