郵政の再国営化の概要が明らかになった。私が見る限りこの法案は一般国民にとって「百害あって一利」なしである。

 理由は簡単。国民負担が増えるからだ。郵政は国営のままでは国債しか買えないので、一兆円近く赤字が出る。これを続ければ10年後に潰れるか、毎年、赤字額一兆円を政府から郵政にミルク補給するかのどちらかしかない。ただ、どちらにしろ、我々に負担がのしかかってくることに変わりはない。

 亀井大臣は地域のため、と言うが今、民間の銀行がない市町村は10前後である。これが民営化してなぜユニバーサルサービスが維持できないといいきれるのだろう。さらに、郵便局の数も民営化後増えていることを亀井大臣は知らないのだろうか。

 ゆうちょ銀行、かんぽ生命は限度額を引き上げ、政府保証も付く。これが一番、「地域を苦しめる」ことだ。なぜなら、地域の信用金庫や銀行を苦しめるからだ。確かに、今は不景気で金余りの状態が続き、民間の金融機関も国債を買うような状態だから問題ないだろう。しかし、景気が良くなり、資金需要が増えてくると、完全な「地方切捨て」だ。

 そして、これを止められない鳩山総理も情けない。原口大臣も「郵政を国民の手に戻す」と相変わらずいい子ぶっているが、どうやって我々の手に戻すのか、理解不能である。日本は社会主義国家になってしまった以上、もう中国のことも批判できなくなるかもしれない。

「民主党は北朝鮮と一緒だ」。そう思っている方は少なくないだろう。民主党の「将軍様」が自分のことを批判する自分の部下の首を切ったからだ。本当に恐ろしい限りだ。

 おそらく世界で支持率が高いのは北朝鮮内での金正日か、民主党内での小沢一郎か、どちらかだろう。そして、支持率が高い理由は両者ともそうしなければ「処刑」されるからだ。

 おそらく民主党の「将軍様」は自分の秘書が逮捕されることよりも「将軍様」を批判することのほうが罪が重いと思っているのだろう。天皇陛下さえも自分が操れると思っているのだから一副幹事長が「将軍様」を批判するようなことは言語道断なのだろう。今の日本には総理大臣のその上に「総書記」が存在してしまっている。換言すれば、内閣中心の一元化ではなく、党中心の一元かなのだ。

 これまでの民主党を見ていれば、驚くほど北朝鮮に似ている統治体制だ。そのうち、「小沢一郎将軍様には影武者がいる」と報道されるかもしれない。

 優秀なリーダーは締め付けをしなくても組織は統治できる。それは、リーダーを部下が尊敬しているからである。無理やり締め付けようとするのは、それだけリーダーが尊敬されていないのだ。それに、優秀なリーダーは自分に対する批判を謙虚に受け止め、より尊敬される人物になるのだ。松下幸之助氏や稲盛和夫氏などがその典型だ。

 同じ1942年生まれの北朝鮮と日本の両将軍様。どうせなら、北の将軍様は日本の将軍様を拉致してくれないだろうか。「横田さんや有森さんをはじめとする拉致被害者を早く返せ!あなたにそっくりの日本の将軍様をあげるから」とさけびたいものだ。

 

本当なのか?独立総合研究所の青山繁晴社長が石原慎太郎氏の後任の都知事になり、その後、首相になることを目指している、と言うシナリオを舛添氏は頭の中で描いているとテレビ番組で発言した。

 確かに、昨年の総選挙では衆院議員への鞍替えをしなかった。衆院議員に鞍替えしたほうが首相になれる可能性が高いのに、である。もし、都知事になることが今の舛添氏の野望だとすれば失望するしかない。何か騙された気分だ。舛添氏は自ら政界再編を起こし、首相になるんだ、と言うようなことを発言していたし、舛添氏自身の著書にも書いていた。

 東京都知事になるとは信じたくない。地方分権がしかっりとなっていない現状ではたとえ都知事といえどもかなり権限は限られてくる。都知事になることによって橋下大阪府知事のように「物言う知事」になるのだろうか。しかし、それは舛添氏のすべきことだろうか?私は甚だ疑問だ。

 舛添氏は「みんなの党」とやればいいのだ。私の見解は舛添氏の都知事就任は論外だと思う。11年前の都知事選に負けたリベンジがしたいのだろうか?ちなみにそのときの都知事選では石原氏が当選し、舛添氏が3位で、2位が鳩山邦夫氏だった。ある意味、仲のいい二人だ

鳩山邦夫氏が自民党を離党した。私は邦夫氏中心の政界再編はありえないと思うし、そうならないことを心から祈るばかりである。

 まず、舛添氏を党首として迎えたいようだが、政策的には明らかに違う。舛添氏は郵政民営化推進など構造改革を進めていこうとする、どちらかと言うと「上げ潮派」に属する。しかし、邦夫氏は郵政民営化推進には非常に消極的である。さらに邦夫氏が連携を目指すもう一人の政治家の与謝野氏は消費税増税をめざす「財政タカ派」である。これも、早期の消費税増税に反対している舛添氏とは異なる。

 私的には与謝野氏と邦夫氏はさっさと民主党のようなヘボ政党に行けばいいと思う。舛添氏は政策的に近い渡辺喜美氏が率いるみんなの党とやるべきだと思う。渡辺氏も「舛添氏と我々のアジェンダ(政策)は非常に近い」とコメントしている。是非、一緒に構造改革にコミット(着手)してもらいたい。

 舛添氏や河野太郎氏は非常にみんなの党に近い政策を持っている。自民党の谷垣総裁は「みんなでやろうぜ!」と言っているが、日本を再生するために自民党の改革派は「みんなの党とやろうぜ!」、と勇気ある決断をしてもらいたい。

鳩山邦夫さんも新党結成に言及しましたね。はっきり言ってあの人は私にとってはどうでもいい人なんです。

 郵政民営化に逆行して、西川社長(当時)の首を切ろうとしたり、自民党の成長戦略会議で構造改革など、成長戦略に関する勉強会で郵政民営化を断行するという方向でまとまったら出て行った。

 舛添さんと一緒にやりたいといっているらしいが、やめてもらいたい。そもそも、舛添さんは構造改革推進派だ。鳩山氏本人とは正反対の人だ。鳩山さんは気が狂ったのだろうか(もともと狂っているのかも・・・)。

 本人は坂本竜馬になりたいらしいが、それは竜馬に失礼だ。竜馬は改革に積極的だったが、鳩山さんは消極的だ。鳩が「トラスト・ミー」と言って政界再編したくても今は誰も信じない。