私たちの仕事は、経営者が実現したいと思っていることのお手伝いをしたり、会社や事業の問題を解決するのをお手伝いしたりすることです。そのため、お客様である経営者から必要とされ、頼りにされることが仕事をするうえでは決定的に重要です。

 

これまで、多くの経営者からご要望をいただくことで、私たちも成長することができてきました。「お客様に感謝する」ということは、ビジネスとして、経済的に私たちの事業や生活を成り立たせてくれていることだけでなく、お客様との関わりのなかで、私たちが成長する機会を与えてくれているということに対しての感謝の気持ち、文字通り「有難い」機会をいただいているということを忘れてはならないと思います。

 

すべてのお仕事にいえることでしょうが、とりわけ小売業やサービス業など、お客様と直接対峙することの多い仕事では、日々のお客様との接点が当たり前のものに思えてしまって、ときには物憂い思いになることがあるかもしれません。感情をもつ人間ですから、毎日毎時、高いレベルの気持ちで仕事ができるとは限りません。

 

それでも、日々の振り返りを行い、仕事ができたこと、仕事を通じてなんらかの経験や気づき、学びを得たことに満足し、それらを与えてくれた自分以外の人やモノに対して心を致すべきと思っています。一直線に成長していくことはありません。一進一退、3歩進んで2歩下がる日々ですが、一ヶ月や一年経って振り返ったときに、着実に成長できていると実感できるように、毎日を過ごしていきたいです【矢島】