「盲腸線に乗る旅」7路線目は、富山県を走るJR西日本の城端線です。
前回の投稿はこちらです。
この記事は、2024年8月に乗車した際の記録です。
JR城端線は、富山県で最初に開業した鉄道路線とされています。最初の開通は明治30年(1897年)、福野ー黒田駅間が開通し、城端線の歴史がスタートしました。その翌年、明治31年(1898年)には現在の区間と同じ高岡ー城端間が開通、現在にいたっています。
全線開業から130年近く経った現在も、高岡市、砺波市、南砺市を通る地方路線として地元の高校生や地域住民の足となり活躍しています。
2015年に、北陸新幹線が長野から金沢まで延伸した際、富山県内のJR北陸本線はあいの風とやま鉄道に移管されました。現在、平日の朝に限り、城端から高岡を経由して富山駅まで直通する列車が走っていますが、それ以外は高岡と城端を往復する普通列車が運行されています。
盲腸線といえば、終端駅の先に線路を伸ばす延伸計画があるのかどうかが気になるところです。素人の私が調べた限りでは、城端駅から先の延伸計画が過去も含め、あったかどうかは確認できませんでした。前述の通り、現在の路線が開業してから100年以上同じ区間のままですので、今の路線がちょうどよいのかもしれません。
地図を高岡側からみると、城端駅のある南砺市は、岐阜県側にある山地を背にしています。仮に、(無理やり)城端線を伸ばすとしたら、山中を進んで岐阜県白川村方面や、そこから飛騨高山のほうへ結ぶような路線になるのでしょうかね。
なお現在は、城端駅からは南砺市の市営バス「なんバス」が運行されています。
城端線は、地元の交通機関として確かな貢献をしているのが、実際に乗車してみて感じられました。一方、乗客の減少はここに限らず、地方交通路線に共通する課題であり、城端線についても、将来のあいの風とやま鉄道への譲渡が計画されています。
(これは、JR氷見線も同様です)
再構築計画では、運営移管に伴って新型車両の導入も検討されているようです。氷見線とあわせて、城端線が富山県の生活や観光の足として、今後もつながっていくことを期待いたします。(おわり)



