化学物質過敏症が中途半端に悪かった時は中途半端な考え方でしたけど、あそこまで徹底的に悪くなっていた時期があったからこそいろいろなことがわかってかえって良かったです。
自分に合った生産者もわかりましたし、自分にとってアレルギーが悪化しやすい食材もわかりましたし、どこから魚を買えばハズレが少ないかも自分なりの法則を見つけました。そして、自分に合っているプランターの土とか肥料とかも見つけたので、野菜が枯渇しないようにやりくりできそうです。
今、主に食べているものは、
不耕起栽培の米(7分つき)
無農薬無肥料野菜(ジャガイモ・ニンジン・冷凍保存中のアブラナ科の野菜)
プランター栽培の野菜(ルッコラ・カラシナ)
卵(一日2~4個食べちゃってます)
魚介(シラス・サクラエビ・アジ・サバ・シャケ・カキ・ホタテ・イカ)
冷凍いよかん
オリーブオイル(イタリアのビオ)
海塩
たまに食べるのは
クラッカー(イタリアのビオ)とパスタ(ディチェコ)と無農薬無肥料小麦。
ごくまれに食べるのは
ジャム(イタリアのビオ)とメープルシュガーと無農薬無肥料小豆。
あとはチャレンジ食材で食べるもの程度でしょうか。
生産者やお店が限定のため、食材が少ないのは仕方がないこと。
でもね、とっても満足しています。
以前は味覚障害がひどくて、ほとんど味の感じられない食事でしたが、今は味覚が戻ってきたので、とってもおいしく食べられるようになりました。
栄養のバランスを調べてもらったら、ビタミンB1が極端に足りないそうです。そして、糖質が多めだそうです。糖質代謝に必要なビタミンB1が少ないのに糖質多めって、良くないですね。サプリNG豚肉NG玄米NGというわがままな体で補いようがないので、泣く泣く大好きな米の摂取量を減らしました。まだ糖質が多いそうなんですが、体は楽なので、しばらくこのまま固定です。卵の多さと野菜の量の少なさも指摘されましたが、肉を食べていないからいいかなと勝手に思っています。
シックオフィスの頃、この食事内容で満足できたでしょうか。
いや、無理でしょうね。野菜の種類が少ないですし、オリーブオイルは好きじゃなかったですし、味噌とか醤油とかがない生活なんて考えられませんでした。
化学物質過敏症になって、食べ物を選ぶ基準がおいしいおいしくないではなく、食べられる食べられないに変わったから、こうなっちゃいました。でもね、これで良かった気がします。うれしいことに体温は36度台を保っていますし、汗をかけるようになりましたし、手足がポカポカするようにもなりました。とっても楽に過ごせて快適です。夏でも体温が低く、汗もかかず、手足が冷えていた人なので、36度台の体温のありがたさを実感しています。
化学物質過敏症が良くなったのは、食べ物以外の要因が大きいと思いますけど、バランスのとれた食生活を維持することも大事だと思っています。