今日、1月22日5時53分頃、水瓶座の新月を迎えました。



下半球に天体が集中していて、太陽と月は1ハウスで重なり合っています。
1ハウスは、個性、資質など個人のアイデンティティを示す場所。
その場所で起きる新月。さらに冥王星まで重なっています。
冥王星は、破壊と再生の星。壊して作り変える。それが1ハウスで月と太陽と合しています。



「自分を再創造する時」。
しかも、月と太陽が重なる度数のサビアンシンボルは、水瓶座2度「予期されなかった雷雨」。
この度数は、突然のできごとに、古いものや、これまで拠り所にしていたものが失われたり壊れたりすることを表しています。



その度数で起こる上に冥王星の合ともなると、かなりショッキングなできごとを体験するかもしれません。予期せぬできごとに、ショックを受け、けれどそれをきっかけに脱皮するようなそんな時。
1ハウスでのこの配置は、自分自身をつくりかえる、心や身体が生まれ変わるような体験になるかもしれません。



私自身、先日のコーチング練習がこの流れだったと感じています。今回新月図を見て、妙に納得していました。


新月はスタートのタイミングです。
さらに、23日には天王星が逆行から順行に転じ、全天体が順行となる時。
ここから勢いが加速していく流れを感じます。
今回の新月図はまさに切り替わるようなそんな時。
このタイミングで、いつものパターンに戻るのか、自分を破壊して再創造するのか。そのどちらを選ぶかによって、これから進む方向も決まってきます。



水瓶座は、自由、独創性、革新的などを表します。
そのサインに、月、太陽、金星、土星の4天体が位置し、水瓶座の色合いがさらに強まります。
自分をどのように生きていきたいか。
それが問われています。



現在山羊座に位置する冥王星も水瓶座入りが目前です。冥王星が水瓶座入りすることで本格的に水瓶座的な生き方が濃くなっていくと感じます。
個人として独立してしっかり立ち、縦のつながりではなく横のつながりで手を取り合う世界。古い秩序から離れ、新しい秩序を自ら生み出していく世界。
いよいよ、本格的な水瓶座時代が始まります。