昨日は久しぶりにzoomで行う相互コーチングの日でした。
振り返りと今の気づきについて、記しておこうと思います。



今回はこれまで一緒に相互コーチングをやったことのないKちゃんにお願いしてコーチング練習を行いました。
Kちゃんは朝のYouTubeライブやブログの中での気づきや深掘り、言語化がすごい✨と感じるコーチング仲間。
胸を借りるような気持ちでコーチング練習を開始しました。
まず私がクライアント役で、今話したいことを聞いてもらいました。



テーマは私の中にある権威者ブロックについて。
これまでの自分を振り返った時、私が尊敬する、先生と呼ばれるような方に対して、萎縮して自分を表現できないでいる自分を感じていました。
間違ってはいけない。
怒られたくない。
もっと自然な自分で接したい。
その根っこの部分をコーチングで見つけたいと思って、話し始めました。



Kちゃんからの問いかけに答えていきます。
けれど自分の口から出てくる言葉は要領を得ず、のらりくらりと蛇行していく。
もしかしたら答えに辿り着きたくない表れなのかもしれない…。
そんなことをうっすらと感じていました。



コーチングの最後に、Kちゃんならどう考えるかアドバイスを聞いてみました。
「優しめなのと厳しめなのがあるけど、どっちがいい?」
Kちゃんの問いかけに一瞬ドキッとしたけれど、その中間ぐらいでお願いします、と答えた私。



「ピンポーン。」
そのタイミングで玄関のチャイムが鳴る。
時間指定していた宅急便が、到着予定時刻よりかなり早くに届く。
Kちゃんに断りを入れて、宅急便を受け取りにいく。
車が家の前にあったのでご在宅だと思い、時間外だけどお伺いしました、と宅急便の方。
セッションの予定があるから時間を指定していたのに、と少しイラッとする私。
あ、この出来事は何かあるのかも…。



パソコンの前に戻ると、
「聞きたくないっていう抵抗の表れかもね。」
とKちゃん。
…うん、きっとそういうことなんだ。



Kちゃんからのアドバイスは、率直で明確だった。
その言葉に少しざわざわする私。
「脳の機能には、安定性と可塑性がある。」
こないだかめちゃんが言っていた言葉を思い出す。
変化を嫌がり、慣れ親しんだ状態を維持しようとする私がいる…。
けれど、Kちゃんは淀みなくメッセージを送ってくれる。
そして、それに抵抗しようとする私。



コーチングが終わってからも、そのことを長い時間反芻していました。
どこまでいっても、できごとが教えてくれる。
今回Kちゃんに相互セッションを申し込んだのは、きっとこの言葉を聞くためだったんだろうと思いました。
Kちゃんのメッセージは、見るに見かねた私自身の内なる声だったかもしれない。



これまでの自分を振り返った時、いつもターニングポイントで、厳しいことを言ってくれる登場人物が目の前に現れる。
そのどれもが、責められるのではなく、私を思っての発言だった(と私は捉えている)。
そのたびに抵抗する自分がいて、けど転んだり、怪我しながらも乗り越えて来たことを思い出していました。
厳しいくらいじゃないとあなた向き合わないもんね、と毎回言われているように感じる。
それは自分が変わるために必要なメッセージ。
今回の出来事もきっとそうだ。



今取り組む必要がある。
Kちゃんとのセッションを思い出して、自分の感情を深掘っていきます。
これまでの私のパターンは、モヤモヤを感じる時は、走ったり体を動かして頭をクリアにしていました。
けれどその方法は、考える必要がない事柄に対しては役に立つけれど、今回はそれとは違う。
向き合う局面。
蓋をしてたら変化しない。



Kちゃんの言葉を反芻する。
私の中で、他者からの評価(特に権威者からの評価)を求めている自分がいて、そうすることで自分の価値を測っていることに気づく。
それは条件付けで、他人軸の自分。
だから、他人からの評価がなければ簡単にぐらついてしまう危ういもの。
私はこのパターンを繰り返しているんだな…。
これまで自由に好きなように生きて来た、と思っていた(もちろんその部分はある)。
けれど、本当の意味では自由に生きられていない。
弱い自分やダメな自分に目を瞑りたい自分がいて、ポジティブ麻痺だった自分がいる。



かめちゃんに出会って、コーチングを学んでいろんなものが剥がれ落ちて、自分自身ずいぶん変わったと思っていたけれど、まだ見て見ぬフリをしたい自分の一部がある。



深掘っていくと、他にも湧き上がってくるものがあった。
ダメな自分、目を瞑りたい自分がいることも認めよう。
気づいて、認めて、そこからならいくらでも変化できる。
今は新しいパターンを試す時。



コーチングが終わって携帯を開くと、SNSにサッカーのコーチが子どもたちに指導する動画が現れた。
コーチは言う。
「ミスしないように、おそるおそるプレーしない!派手に間違っていい!ガンガン間違っていこう!」
その方が指導しやすいし、改善できるから、と。



どこまで行ってもできごとが教えてくれる。
今まで、トライ&エラーでやって来たじゃないか。
私は誰に遠慮して生きてるんだろう。
私は誰に言い訳をして生きてるんだろう。



私が好きな自分を思い浮かべる。
それは自分を信頼して、力強く生きる自分だ。
そんな私でありたい。
Kちゃん気づきをありがとう。
ここからは実際に行動に移していく時だ。
たくさん反芻した後、心が晴れやかになっている自分がいた。