永遠の0
零戦の飛行シーンはCGと実写を巧みに融合させ、空戦の迫力と美しさをリアルに再現。過去と現代を行き来する構成により、歴史的事実と個人の物語が有機的につながります。
祖母の葬儀の席で、自分たちの祖父が実は血の繋がらない人物だったことを知る兄妹。調べていくうちに浮かび上がるのは、臆病者と呼ばれた特攻隊員・宮部久蔵の存在でした。
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監督:山崎貴
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脚本:山崎貴、林民夫
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原作:百田尚樹『永遠の0』
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出演:岡田准一(宮部久蔵)、三浦春馬(佐伯健太郎)、井上真央(松乃)、濱田岳、新井浩文、吹石一恵、夏八木勲 ほか
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製作年:2013年(日本)
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ジャンル:戦争ドラマ、ヒューマン
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上映時間:144分
サクッとあらすじ
司法浪人生の健太郎と姉の慶子は、祖母の再婚相手だった宮部久蔵という人物の過去を探り始めます。戦友や知人を訪ねる中で語られる宮部は、常に「生きて帰る」ことを口にし、仲間から臆病者と呼ばれていた。しかし、その裏には家族への深い愛情と、命の尊さを知るがゆえの強い信念がありました。やがて二人は、宮部が最後に選んだ特攻の真実にたどり着きます。
感想
生きて帰る
第二次世界大戦中の日本でそんなこと言える勇気・・凄いですね。
案の定、嫌がらせされたりしてます。
実在の人物のエピソードをオマージュしている小説ですが実在した人物がでてきます。
岡田君格好良かったですね~。
三浦春馬さんの軍人姿も見て見たかったですね。
TOPIX
ゼロ戦 格好良いですね。(諸説あるかと思いますが・・)
ゼロ戦(零式艦上戦闘機)は開戦当初は連合国軍を圧倒していました。
アメリカ等は、その変形自在な操縦に頭を悩まされていた。
しかし あるゼロ戦が墜落。操縦士は自爆させることが出来ずゼロ戦を放置。そのゼロ戦が研究所で研究された結果
なんとゼロ戦 防御に特化されてません。とにかく軽量化に特化!操縦が難しいのでベテランパイロットが飛ぶしかないという。
また不要なものを外しているので軽く飛べるんですね。
そして それに対抗する戦闘機を開発し日本では劣勢に立たされるという・・。
ゼロ戦は機動性のみ評価されています。武装・強度・防御性は評価に値しないという話。
見所
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宮部が「生きて帰ることが最も勇気ある行為だ」と語る場面。
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零戦での最後の飛行前に、仲間たちに見せた静かな笑顔。
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健太郎と慶子が宮部の真実を知った瞬間の涙。
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家族への愛が原動力:戦争映画でありながら、ラブストーリーとしても強い感動を呼ぶ。
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生きる勇気の物語:特攻という死の任務の中で、命の尊さを貫く信念。
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現代と過去の交錯:視聴者が現代人の視点で戦争を追体験できる構成。
こんな人におすすめ
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戦争映画でも、愛や家族の絆を中心に描いた物語が好きな方。
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実際の歴史背景を感情的に感じ取りたい方。
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涙を誘うヒューマンドラマを求めている方。
命を賭して愛する人を守ろうとした一人の男の物語です。
観終わった後、きっとあなたも生きることの意味を自分に問いかけるはずです。