溶剤はモノタロウの粉末洗浄剤です
これ アルミも黒ずまなくて最高👍
電熱ヒーターで温めて半日🌟
見て❣️漬けおきだけで
カーボンもスラッジも
綺麗に取れました❣️
新品の様な鋳肌❣️
元はこれですからね‼️
水で洗剤を流してこの状態
4番のリセス端に打痕
こんなとこにバルブは当たらないから
カワサキの人が組む時に落としたかな?
綺麗になったけど
実は一番見なきゃならないのが
リングの溝
新しいリングを入れるんだけど
この中に汚れが残ると
リングの動きを邪魔しますからね
それが原因でスリーブ内部に
傷を作るかも知れません
1番バルブにガタが多く
オイル下がりでカーボンの多かったピストン
機械は正直ですね
縦傷も1番です
前も後ろもですね
外したピストンを
上、中、下と計測して居ます
上はマイクロメーターを
水平に保つ為
Vブロックに乗せて測ります
純正ですから
当初は狂いも少なかったと
思いますがこの通りです
なぜこうなるかは
原因が沢山想定あり過ぎて
書ききれませんが
当時技術の個体差や狂いが
個々の消耗にも差が出るんだと思います
縦傷を爪でなぞりますと
凸凹を感じますから
横向きに擦ります
ピストン自体を小さくしては
いけませんから
バリ取りの要領です
こちら側も
良いですね🙆
スカートに傷が付くのも
理由がありますよ
カーボンカミが原因ですが
空冷エンジンの広いクリアランスに
長いスカートは不可欠です
分かりますよね
爆発しておじぎするピストンを
スカートで押さえてます
さて シリンダーを出してみます
洗浄液は真っ黒
狙いはガスケットをふやかす❣️です❣️
お!カッターが入る❣
かなり柔らかくなりまして
ここまで30分です
異例の早さ❣️😀👍
欲が出まして
もう一晩寝かしてみます♡
ついでにヘッドも入れましたが❣️
半分しか入らず
おっ立ってます🤣👍
排気ポートが綺麗に成れば幸い♡
その後、GPZ1100君が
原因不明のエンジンストールで
持ち込まれました
何やら
3.40分走ると
タコメーターが暴れ
回転が落ち
しまいには止まってしまうらしい
再びセルを回すも
電圧は14V超えてるのに
セルの回りが悪く掛からないけど
時間を置いてエンジンが冷めると
何事も無かったかの様に
普通に掛かり走り出すそう
一応、シリンダーヘッドの
温度センサーのギボシが緩かったので
処置をして始動
風を当てながら30分暖気するも
症状は出ない