梅雨明けで夏の真っ黒なフジヤマを堪能しようと、朝霧高原に遠足に行ってきました。都心から見て富士山の裏側にあるのが朝霧高原です。もう一つ山を越えると、芸能人が薬を抜くために潜伏したりする身延山があります。昨年は静岡側から五合目まで行ったので、今年は山梨側から行こうかと思ったのですが、既に登山シーズンが始まっていて道がゲロ混みになってるとのことで、今年は『高原から涼しげにフジヤマを眺めようシリーズ』と銘打って朝霧高原を選んでみました。
がしかし、待てど暮らせどフジヤマは雲にすっぽり包まれたままでして、結局今日は一度もフジヤマの雄姿を見ることはできませんでした……。これだと五合目に行ってもガスってたかもしれません。
朝霧高原のだだっ広い広場は超絶素晴らしかったです。今までの遠足シリーズでは丹沢湖のダム広場と辻堂海浜公園の芝生広場がチャンピオンを競ってましたが、朝霧高原の広場は名誉広場の称号、いや、ノーベル広場賞に推薦しても良いぐらい、ちょっと凄かったです。関東梅雨明け&夏休み突入3連休で行楽地が混みあう中、駐車場に車3台というこの超マイナーさがまた、『Tommy、もうお前地平線に向かって好きなだけ走って構わん!』と、この高原はマイ土地と勘違いしてしまうような境地に至らせるような感じでしたw
7月17日、しかも12:00太陽どっ天井という状態で既にヒグラシが鳴いてまして、湿度も低めで極めて爽やか、さすがは高原ということで高原マニアになってしまいそうです。中学生の頃、高原さんという物静かな女の子が手芸部にいましたが、あの頃の自分は『高原』に見る目が無かったなと、とても反省しております。
帰りは青木ヶ原樹海を通って河口湖に寄って来ましたが、ハイカーぽくない人を見かけたら車を止めて声を掛けようと思いながら運転してました。幸い、オイラはそんな人に出会いませんでしたが、あそこを通る人は問答無用でそれっぽい人を見付けたら即、話しかけるべきだと思います。お巡りさんも巡回してました。いきなりパトカーが出てきて、『ちょっ、ちょっ、待って。えっ? 俺、スピード違反してないし!』と焦りました……。朝霧高原で走り回った疲れもあってか、Tommyは帰ってから爆睡でした。高原フリークは次にどこへ行くのでしょう。北アルプスの高原か、はたまた高原の実家かw