何だか普段とは異なったブログへのアクセス数だったので、昨日何かマズイことでも書いたっけかなとログを見てみたら、『ストイコ コーエン』というキーワードで非常に多数の方がお見えになってました……。察するに、みなさん現地での評判が気になってるんでしょうね。韓国からのアクセスもありました。ぶっちゃけ、オイラはスケート関係者でも何でもなく神奈川にワンと暮らす一般人なのですがw
Yahoo!のライブチャット後のインタビュー動画がアップロードされてます。
Figure Skating: Picking the medal winners
2/24 2010 4:10 AM3:42
Sasha Cohen and Elvis Stojko look ahead to the ladies free skate and pick their gold, silver and bronze winners.
彼等の言ってることを大まかに書きますと、ストイコはトリプルアクセル・ダブルトーが評価されずに得点差が開いたことに対しておかしいと言ってます。プルシェンコの評価もショックと言ってましたので、4回転ジャンパーだった彼からすれば、難度の高いものにチャレンジした選手が評価されず、コラムにも書いてましたがジュニアでもやる技を綺麗にやっただけで加点される今のジャッジに相当ストレスがあるようです。
コーエンは真央ちゃんの全体的な技術やトリプルアクセルの完成度を認めつつも、スピードや全体的なスケーティングの上手さでキム選手を一押ししています。これはあくまでも私見ですが、彼女はこのオリンピックを目指していた経緯もあり、自分のスケーティングスタイルからキム選手の戦い方を否定するのが難しい立場なのではないかと思います。
ストイコの言葉を借りれば、ジュニアでもやるようなエレメントを確実に綺麗にこなすのが米予選の通り彼女の今の精一杯の力でしょうから、ここで『難度の高い技をやったのに評価されないのはおかしい』とは言いにくいのでしょう……。ただ、男子に関しては『4回転を着氷したのに優勝しないのは奇妙』と言っておりましたが
最終的な順位に関しては、ストイコは真央ちゃんがすんなり逆転できる点差ではなく、キム選手が断然有利だと言ってます。また、3位のロシェット選手と4位の安藤選手以下との差も大きく、このまま最終的な順位になるのではないかと予想してます。ただ、ロシェット選手は『パワーハウス』と言ってますが、最後までパワーが切れずプログラムもとてもいいものなので、2位と3位は真央ちゃんとロシェット選手が争うと見ているようです。彼は兎にも角にも『この点差はおかしい。このジャッジングならロングも同じになる。』という感じです。
コーエンもこれが最終順位になる可能性が大きいと見ているようで、キム選手はまず間違いないと考えているようですが、より速く、より高く、よりアグレッシブに演じれば真央ちゃんにもチャンスがあると言ってます。あと、3位には安藤選手が食い込む可能性があると見ているようです。
まー噂の域も含め、色んなメディアを読んでみるとシナリオはあるのではないかと思います。ただ、いくら採点競技とは言え、競技内容にジャッジ顔負けの評価を下す北米のオーディエンスは騙せず、真央ちゃんの口癖である『パーフェクトな演技』が出た場合には、ものすごいノンフィクションドラマになる可能性は十分あるのではないかと思います。
ちなみに、我が家のフィギュアスケート評論犬によりますと、ゴールドは真央ちゃん、シルバーはロシェット選手、ブロンズはキム選手だそうです。結構当たりますw