「浄厳院国際芸術祭」のチラシかが届きました~そして「ギャラリートーク」の日程も決まりました。★「鐘楼」は11月15日(土)PMです。お待ちしております!
・・・「たねや」さんから「きぬかつぎ」が届きました!!!
《たねや日牟禮乃舍(本店)》
523-8558滋賀県★近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ/0748-33-4444
https://taneya.jp/
十五夜限定!たねや【きぬかつぎ】つるんと可愛い里芋型。こし餡たっぷりあっさり月見団子。
★《きぬかつぎ》里芋料理のひとつで、里芋の小芋を皮付きのまま茹でるか蒸したて、切込みを入れた皮を剥いて食べるものです。里芋の皮に切込みを入れてから蒸し、蒸しあがった里芋の皮をつまむと、簡単に剥くことができます。そのまま白い身に塩か味噌をつけていただきます。里芋の一部に皮のついた様子が、平安時代の位の高い女性の衣装「衣被ぎ(きぬかつぎ)」を連想させられるからです。平安時代の高貴な女性は、外出するときに顔まですっぽりと衣をかぶって顔を隠していました。その様子を、衣(きぬ)を担ぐ=きぬかつぎと言ったそうです。茶色い皮からのぞく里芋の白さも、高貴な女性の白い肌を連想させます。
★きぬかつぎの時期は8~9月頃です。「石川早生(いしかわわせ)」などの小さめの小芋が出るのがその時期だからです。里芋は泥を落とすと鮮度の低下が早いので、もし見かけた際は泥付きでの購入をお勧めします。きぬかつぎの旬である旧暦★8月15日「十五夜(中秋の名月)」はイモ名月とも呼ばれ、団子とともにきぬかつぎを供える風習もあります。中秋の名月は毎年日にちが違います。2024年9月17日(火)★2025年10月6日(月)2026年9月25日(金)になります。
★「石川早生(いしかわわせ)」これはきぬかつぎとして食べるのにもっとも適した種類のお芋だからです。皮離れが良く、火の通った石川早生は、皮の部分を手で少し押すときれいに芋が飛び出てくれます。「石川早生」は、大阪府南河内郡★石川村(現河南町)がこの芋の原産地とされて、その名前が付けられています。その名の通り早生品種で、暖かい地域では7月から収穫が始まります。
・・・今年の「十五夜」は特別です!「月のアート」「浄厳院国際芸術祭(近江八幡市)」そして「南河内(自宅)」が美しい調べ(パモニー)を奏でました。
★葛井寺の鐘楼は、聖武天皇の勅願により、神亀2年(725年)に建立されました。 鐘は、750年に鋳造されたもので、開眼供養の前日に鐘楼に懸けられました。(出典不明)鐘楼は入母屋、本瓦葺。下層袴腰付。柱は円柱で、頭貫と台輪に禅宗様木鼻が付いています。柱上は大斗と花肘木。花肘木の上から尾垂木が出ています。下層の袴腰は縦板が使われています。縁側には跳高欄が立てられ、縁の下は板状の持ち送り材で支えられています。
★大阪で最古級の釣り鐘鋳造跡/藤井寺市の林遺跡、7~8世紀
大阪府藤井寺市の林遺跡で、大小2基の釣り鐘の鋳造跡が見つかり、市教育委員会が2014年6月27日発表した。出土した土器や瓦の年代から7世紀末から8世紀前半(飛鳥―奈良時代)に使われていたとみられる。調査に携わった京都橘大学・現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の五十川伸矢教授(考古学)によると、同時期の釣り鐘鋳造遺構は★滋賀県草津市の木瓜原遺跡や兵庫県多可町の多可寺遺跡などしかなく、「鋳造跡としては最古級」としている。藤井寺市教委によると、調査区の約30メートル東側に、7世紀後半に創建された拝志廃寺があったことから、同寺で使う鐘が作られていた可能性がある。五十川伸矢教授は、「鐘は寺院にとって宗教心を高める重要なもの。大きな鐘を運ぶのは大変なので、職人が建物のそばで造り、納めたのだろう」と話した。
★藤井寺市役所/2015年6月22日
6月26日(金)まで、市役所1階ロビーにて「古代のお寺の鐘はどうやってつくったの?」と題した林遺跡出土の梵鐘鋳造遺構(古代にお寺の鐘を造った跡)の展示を行っています。
梵鐘鋳造遺構は、平成26年6月に伴林氏神社の隣接地で発見された国内最古級(7世紀末~8世紀前半)のもので、土ごと剥ぎ取り、保存作業を進めてきましたが、作業が終了しましたので展示公開をします。写真パネルや出土した瓦の実物も展示していますので、ぜひお立ち寄りください。
★立命館大学・草津キャンパス「木瓜原遺跡」
https://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/tokushu/150219/
キャンパス建設を前に、遺跡ほぼ全体の13万平方メートルに及ぶ本格的な発掘調査が行われ、7世紀末~8世紀初頭にかけて製鉄・製陶から梵鐘の鋳造までが行われていた総合生産遺跡であることが判明しました。当時の律令国家によって設置された官営施設であると考えられています。「木瓜原」の名前は遺跡周辺が木瓜の原生林だったことに由来しています。木瓜原遺跡はBKCを造成する過程で発見され、一部を保存しています。遺跡は7世紀頃に製鉄や製陶から梵鐘の鋳造までを行っていた場所とされ、クインススタジアムの地下に保存されているのは製鉄炉として使われていた部分です。現在は事前申込制で公開を行っており、古代史を研究している市民サークルやゼミ、新入生のクラスなどが見学に訪れています。もともとBKCは理工学部の移転に伴い建設されたキャンパスです。その場所で、ものづくりに関係する遺跡が発見されたことは非常に縁のあることだと感じています。
https://www.city.kusatsu.shiga.jp/bunka/rekishi/bokewarakengaku.html
https://www.shiga-bunkazai.jp/shigabun-shinbun/best-place-in-shiga/393/
「鐘楼」一層目は「遺跡発掘現場」をイメージして構成していますが~私たちの地元★「百舌鳥古市古墳群」についてもふれておきたいと思います。
《藤井寺市立にぎわい・まなび交流館(アイセルシュラホール)》
583-0024藤井寺市藤井寺3丁目1番20号/072-939-1111 (代表)
https://www.city.fujiidera.lg.jp/soshiki/shiminseikatsu/kankou/fujiiderasi-nigiwai-manabikouryukan/19441.html
藤井寺市の市立生涯学習センター(愛称・アイセルシュラホール)が、開館から30年を経て、観光拠点の機能を備える複合施設「にぎわい・まなび交流館」として★3月30日に再オープンする。地元産品の販売のほか、かつて藤井寺にホーム球場があったプロ野球★近鉄バファローズの紹介コーナーも新設し、観光客らへの情報発信をめざす。シュラホールは1994年7月に開館。4階建て延べ約4500平方メートルで、市内で出土した船形 埴輪はにわ を模した外観で知られる。施設の老朽化に加え、2019年度に施設に近い「 百舌鳥もず ・古市古墳群」が世界遺産に登録されたことから、市は23年、観光拠点を備えた施設の構想をまとめた。高齢者の休憩スペースや幼児コーナーなどがあった1、2階を観光・歴史文化交流センターとし、3、4階を従来通り生涯学習センターとして運営することとし、昨年8月から内装などの工事を行ってきた。1階「ウエルカムラウンジ」では、地層をイメージした棚に、地元産のクラフトビールや菓子、古墳グッズを並べて販売する。「ウエルカムロビー」には音響設備があり、講演会やコンサートを開催できる。図書コーナーを2階から1階へと移し、本棚などに府内産木材「おおさか河内材」を用いた。高齢者向けだった休憩スペースは全世代に開放し、子どもが遊べるスペースを併設した。歴史展示コーナーのある2階では、全長7・3メートルの前方後円墳の巨大ジオラマが来館者を迎える。さらに近現代の歴史も知ってもらえるよう、近畿日本鉄道の協力で「ふじいでら再発見コーナー」も新設。藤井寺球場や近鉄バファローズ、鉄道について展示する。