解禁オノマトペ(46)オノマトペ和歌の世界
★いとお菓子、オノマトペ和歌の世界/三越
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/common/catalog/mitsukoshi_days/article/1909/1909_07.html
新元号「令和」になってはじめての秋、日本最古の歌集『万葉集』にちなんだとされるその名にあやかり、日本橋三越本店の各ショップの店長やスタイリストが和歌にチャレンジ! テーマは、心和むひとときを運んでくれる、和菓子や洋菓子などの★「いとをかし」なお菓子たち。さらに★日本語の豊かな魅力のひとつであるオノマトペ(擬音語・擬態語)も取り入れます。ご協力いただいたのは、明治大学教授であり、オノマトペ研究の第一人者でもある★小野正弘先生。オノマトペや和歌にまつわるお話を伺いながら、各スタイリストの作品を添削していただきました。いざ、「いとお菓子」なオノマトペ和歌の世界へ!
おいしさ、香り、口当たり、ルックスそして、おいしい音。おやつを五感で楽しみたいバイヤー吉川が今回お届けするのは“おいしい”を音の感じで表現したおやつの祭典です。そして!菓子研究家★福田里香さん監修のおやつが登場するという、夢の企画も実現しました。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1184132/1/1
★詩歌を楽しむ「オノマトペのすてきな関係」/明治大学教授:小野正弘
日本語の中で一番古いオノマトペは712年に作られた「古事記」国生みの記事て、イザナギ・イザナミが★「コウロコウロ」と混沌をかき回して国を生んでいったという擬音語。
https://marugame-kasugajinja.com/category-43/kuniumi/
天つ神一同は、イザナギとイザナミの二柱の神に、「この漂っている国土を整えて、作り固めよ」と言って天沼矛(あめのぬぼこ)を授けた。そこで二柱の神は、天浮橋(あめのうきはし)の上に立ち、その矛を★コオロコオロと掻き回した。[天浮橋は天と地をつなぐ浮橋。丹後国風土記では、イザナギが昼寝をしている間に天浮橋が倒れて天橋立ができたと説明されています。]
https://www.awaji-web.com/index.php?sightseeing_amanoukihashi
その矛を引き上げるとき、矛の先からしたたり落ちる潮水が、積もり重なって島となった。これが淤能碁呂島(おのごろじま)である。
★仁徳天皇「大雀命(おほさざきのみこと)」/古事記
天子樣の日の御子であるオホサザキ樣、オホサザキ樣のお佩きになつている大刀は、本は鋭く、切先は魂あり、冬木のすがれの下の木のようにさやさやと鳴り渡る。
★笹の葉は み山もさやに さやげども 我れは妹思ふ 別れ来ぬれば/柿本人麻呂
笹の葉は、山全体を★さやさやとざわめかして音を立てているが、私は妻を思うばかり。こうして別れてきてしまったので。 人麻呂が石見の国に妻を置いて都に帰るときの歌。妻は現地妻。
★風雑(まじ)へ 雨降る夜の 雨雑へ 雪降る夜は 術(すべ)もなく 寒くしあれば 堅塩(かたしお)
を 取りつづしろひ 糟湯酒(かすゆざけ) うち啜(すす)ろいて 咳(しわぶ)かひ 鼻びしびしに/山上憶良「貧窮問答歌」★びしびし→風を引いて鼻をすすり上げている様子
★からすとふ軽率鳥(おおおそどり)の麻佐侵(まさで)にも来まさぬ君を児ろ.来(ころく)とそ鳴く/万葉集 東歌
カラスという慌てものの鳥は本当はいらっしゃらない貴方がやってきたとばかり★コロクコロクとばかり鳴く。東歌→万葉集巻14・古今集巻20にのる当時僻地の関東を中心とした東国の人の歌。方言が使われている。
#長浜国際芸術祭
