NEW-SEUM(7)
★奈良県立民俗博物館
639-1058大和郡山市矢田町545番地/0743-53-3171
奈良県立民俗博物館は、民俗資料の移動・整理及び老朽設備改修等のため、本館展示室を一時公開休止とします。
1.休止期間 令和6(2024)年7月16日(火曜日)から★当面の間
※再開館日は令和9年度中を予定
2.休止エリア 本館展示室 ※古民家は通常どおり見学可能
・・・展示の一時休止が決まった奈良県立民俗博物館(大和郡山市)は大和民俗公園内に昭和49年に開館。大正から昭和初期の生活用具や農具、国重要有形民俗文化財の「吉野林業用具と林産加工用具」など計約4万5千点を収蔵している。ただ、県民から寄贈された資料などが膨らみ、本館の収蔵スペースだけでは足りず、旧高田東高校や旧郡山土木事務所の空いているスペースに仮置きしている。山下真知事は定例会見で「価値のないものも受け入れてきた」「収蔵の基準と展示のあり方を休止中に検討してほしい」と話した。生活用具や農具など計約4万5千点を収蔵する同館は、空調の故障など設備の老朽化に加え、資料の展示方針を検討するとして、今月中旬から2027年度までの休館を予定している。知事は視察を踏まえ、「県民の依頼があれば、古い農機具をある時期まですべて受け入れていた。保管するに見合わないものまで引き取る判断は間違っていた」と、これまでのあり方を批判した。資料の一部は閉校した高田東高校などに保管されている。「文化財に指定されていないものを未来永劫にわたり保管する必要もスペースもない」「保管のルールを決め、価値あるものは残し、それ以外は廃棄処分を含め検討せざるを得ない」と話した。同館の担当者は取材に対し、「収蔵庫を拡張できればありがたい」と話していたが、知事は今後の収蔵方針について「基本的には資料館に収まるものだけ」とし、新たな保管スペースを設けることに消極的な姿勢を見せた。また、来館者について「小中学校の社会科見学以外、一般のお客さんは少ない。市町村の施設でも同様の展示をしているところはある」と語り、「開架方式で展示することの意味も閉館期間中によく検討したらいい」と述べた。
