今回の制作の★キモとなる「ローンブロゾ」リバイバル、「ポリチューブ」を購入しいろいろ素材を詰めながら試行錯誤!残念ながら~まだ天使は降りてこない!
★幡(ばん)とは、寺院の重要な法要などの時に使われる「旗」で、仏や寺院を美しく飾り、称えるためのものです。人々の平和を祈る意味や魔除けの意味があるといわれています。
布などを材料として高く掲げて目印や装飾とした道具のことで仏教祭祀の場で用いられた。古代インドの軍旗が源流で、仏教では法会や説法の際に堂内や境内にかけるようになった。サンスクリット語のパターカー (patākā) という言葉に由来し、仏や菩薩を荘厳・供養するために用いられる。また、『維摩経』によれば降魔の象徴とされ、幡を立てることで福徳を得て長寿や極楽往生につながるとされた。幡の構造は幡頭・幡身・幡手・幡足からなっており、幡頭は三角形で舌を備えている。幡身は数坪に区切られた長方形で古くは4坪に分かれていたが、1坪のものなどもある。その側面左右に1本ずつの幡手が、下方には幡足が2本もしくは4本付けられている。幡は錦・綾などの裂地を材料とするが、金銅や紙、板などを用いて作った幡も存在する。日本には仏教伝来とともに伝わったと考えられ、『日本書紀』には推古天皇32年(623年)に新羅が幡を贈ってきたことが記されている。また、宮廷においても儀式用の幡が作成され、唐を模倣して新年や即位式の際に大極殿に飾った四神幡など、同じく即位式で用いられた万歳幡など多くの幡が用いられた。上部に天蓋という傘を備え、大幡(だいばん)や小幡(しょうばん)などを組み合わせたものは灌頂幡と呼ぶ。
★餓鬼幡とは、寺院などで行われる施餓鬼会(せがきえ)や施食会(せじきえ)、一般的にいう「おせがき」供養で使われる「緑・黄・赤・白・紫」の五色の幡(はた)です。施餓鬼幡(せがきばた)とも呼ばれ、施餓鬼棚(せがきだな)に飾られることから棚幡(たなばた)ともいいます。
★五色幕(ごしきまく)とは、仏教の寺院の壁などに掛けられている5つの色の幕のこと。五色幔幕。
配色には差異があるが、一つの例として白・青・黄・赤・黒などがある。五色はインド哲学の五大や中国の五行思想に基づくとされる。ただし青と黒は現在使われる青色(ブルー)や黒色(ブラック)ではなく、伝統的表現の緑(翠)と青(群青)で表される。仏教の寺院であることを表し、釈迦如来の説いた教えを広く宣べて流布させることを表している。寺院の落慶時の法要などや、灌仏会(花まつり)などの年間の大祭で寺院の壁面や堂内の入り口にこの五色幕が掛けられる。真言宗などでは五智如来の色とも言われ、5つの智慧を表す色として知られる。