ヘチマ | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・秋を感じたくて「竜田古道の里山公園」に立ち寄りました。冬を迎える前の、静かな秋が広がっていました。

《金山彦神社》582-0014柏原市青谷2060

当社の鎮座する青谷地区は、大和川の流れる麓から生駒山地の南端をやや登ったところにある山間の集落です。当社の創建や由緒は詳らかでありませんが、当社や「金山媛神社」の周辺は鉄滓(製鉄の際に生成される不純物)が採取されるといい、かつて当地付近で古く製鉄が行われていたことが推定されています。当社や「金山媛神社」はこうした古代において製鉄に従事した集団が金属神を祀ったものと考えられます。また社伝によれば当初は「嶽山」の嶺に鎮座していたのが中世に現在地に遷ったと伝えています。この「嶽山」とは近隣の山のようですが、具体的にどこをさすのかははっきりしません。雁多尾畑地区の高地には「御座峰」と呼ばれる「龍田大社」(奈良県三郷町立野南に鎮座)所縁の地があり、古く製鉄には火を熾すために風が必要であったことから、当社を奉斎していた製鉄集団は風神を祀る「龍田大社」の祭祀にも関わっていたのかもしれません。さらに当地の西側、高尾山の麓の大県地区には「鐸比古鐸比賣神社」があり、また高井田地区に鎮座する「天湯川田神社」を奉斎した「鳥取氏」も製鉄に携わっていたとする説があり、当社を含め旧・大県郡には★製鉄に関する神社が多く分布しています。

・・・山道をゆっくり降りていくと、あまりにもまぶしい~黄色にであいました。

《ヘチマ(糸瓜、天糸瓜)》Wikiより

学名:Luffa cylindrica (L.) Roem.、シノニムLuffa aegyptica Mill.はインド原産のウリ科の一年草。また、その果実のこと。日本には室町時代に中国から渡来した。別名、イトウリ、トウリ。本来の名前は果実から繊維が得られることから付いた糸瓜(いとうり)で、漢名(中国植物名)で絲瓜(しか)と呼ぶ。一説には、イトウリが後に縮まって「とうり(と瓜)」と転訛し、★「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになったとされている。今でも「糸瓜」と書いて「へちま」と訓じる。沖縄ではナーベーラーと呼ばれるが、これは果実の繊維を★鍋洗い(なべあらい)に用いたことに由来するという。なお、中国から渡来した黒胡麻、通称黒芝麻(hei zhima) がヘチマと聞こえること、沖縄にはゆでた糸瓜に黒芝麻(ヘチマ)をかけたナーベーラー田楽という料理があることなどから、呼称違いではないかという説もある。また、耐病性へちま品種に「浜名」、「天竜」、「浜北」、「あきは」など、静岡県西部の地名にちなんだ名称がつけられているのは、同県浜松出身の★織田利三郎が明治時代に輸出振興のためヘチマの生産力を上げる改良に尽力したことによる。市内で雑貨店を営んでいた織田は貿易商の助言で農産物の輸出に目をつけ、前田正名の指導のもと、日本の輸出農産物であったヘチマ、落花生、ショウガなど特殊な農産物の生産向上に励んで静岡県内の生産額を劇的に増やし、とくにヘチマは1900年まで8万円だったものを1917年には4、5千万円に引き上げた。パリ万国博覧会 (1900年)では日本産ヘチマの宣伝のため、ヘチマで作ったゾウを展示したほか、1907年に「静岡県生姜、糸瓜、蕃椒、落花生同業組合」を設立、1909年のシアトル博覧会や1910年の日英博覧会など、多くの国内外の博覧会に出品し、受賞も多数獲得した。

熱帯アジア原産または、インド原産といわれるつる性の一年生植物。各地で栽培されている。茎は長く伸びてえ5つ稜があり、分岐した巻きひげで他のものに絡みつきながら生長する。葉は葉柄があって互生し、葉身は掌状に浅裂し、表面はざらつきがある。雌雄同株。花期は夏(7~9月)の日没後で、雌花と雄花に分かれており、直径8センチメートル (cm) ほどの黄色い5裂した花を咲かせる。雄花は房状につき、雌花は独立してつく。自家和合性で同一株で受粉が可能である。果実は円筒形で細長く、大きなキュウリのような形をしている。若い果実は軟らかく食用に、成熟した果実は強い繊維性の網状組織が発達するのでたわしや靴の底敷きなどに用いられる。果実は成熟後、次第に乾燥し、種子の周囲が繊維で支えられた空洞となる。その頃になると果実の先端が蓋のように外れ、果実が風で揺れる度に、ここから遠心力で種子が振り出され、飛び出す。原産地で野生植物であったときには、こうして一種の投石器のような機構で種子散布を図っていたと考えられる。

繊維が未発達の若い果実には独特の風味があり、固い皮を剥いて加熱すると甘味のある液が出る。汁物や煮物などに用いるほか、台湾では小籠包の具としても使用する。日本では主に南西諸島と南九州で食べられている。沖縄では味噌味の蒸し煮であるナーベラーンブシーとして食べるほか、シチューやカレーなどの洋風料理にも用いられる。南九州では煮物や焼き物などにし、味噌汁の具になることが多い。なお、ヘチマの一部の株においてククルビタシンを非常に多く産生するものが混じって流通することがあり、自家栽培したものなどを苦味を我慢して食べたことによる食中毒事例(おう吐や下痢等)もある。そのため、ゴーヤー(ニガウリ、ツルレイシ)に比べて苦味の強いものには注意する必要がある。

秋に実が完熟した頃、地上30 - 60 cmほどの所で蔓(茎)を切り、根側の切り口をビン容器に差し込んで、口元を綿栓で塞いでしばらく置くと、根から吸い上げられた水がビン容器に溜まり、この液体のことを「へちま水」(へちますい)という。根まわりに水を十分与えておくと、数日で500 - 2000 ccほどの液が採れる。化粧水として用いるほか、民間薬としては飲み薬や塗り薬として用いられる。含有成分は、ヘチマサポニン、硝酸カリウム、ペクチン、タンパク質、糖分等である。カリウムイオンによる緩和な皮膚軟化作用と、わずかな量のサポニンによる浄化作用があり、またカリウムのアルカリ性とサポニンにより去痰作用があるといわれる。正岡子規の句「痰一斗糸瓜の水も間に合わず」はこの咳止めの効能に関わるものである。化粧水として保存するときは、煮沸して冷ましたヘチマ水500 ccに対し、グリセリン100 ccと日本薬局方アルコール100 - 300 ccを加えて濾過し、香料が適量加えられる。飲み薬としては咳止め、むくみ、利尿に効くとされ、塗るとあせも、ひび、あかぎれ、肌荒れ、にきび、日焼け後の手当てにも効くとされる。そのままでは防腐剤が入っていないため腐りやすいので煮沸、濾過をして冷蔵庫にしまい、使う時だけ取りだすと長持ちする。民間療法では、痰切り、咳止めにヘチマ水600 ccほどを半量になるまでとろ火で煮詰め、食間に3回に分けて服用するか、ヘチマ水でうがいする用法が知られている。妊婦への服用は禁忌とされる。

晩秋に茶色くなった果実を、水にさらして軟部組織を腐敗させて除き、繊維だけにして、タワシを作る。果実の先端(雌しべのある方)を地面などに軽く叩きつけて、蓋のようになっている部分を開いて取り除いて水にさらす。他にも、完熟して乾燥した果実の皮を剥いて中身の種を取り出す方法のほか、煮て中身を溶かして作ったり、酵素剤を使って中身を溶かす方法で作ることができる。産地には、江戸時代から静岡県浜松市・袋井市がある。

★学習教材/1年で発芽、開花、受粉、結果、枯死し、雄花と雌花によって他家受粉することから、日本では小学校の理科教材として使用される。

●近縁種/トカドヘチマ

トカドヘチマ(Luffa acutangula (L.) Roxb.)の果実にはとても硬い筋があり、そこから名前が付けられた。野菜としての用途が主たる栽培目的である。トカドヘチマの葉と茎にはナッツ系の独特の臭気がある。タワシを作る場合は、完熟乾燥すると果実が硬く加工が難しくなるので、やや緑がかった状態が適している。繊維採取用の種類より幾分果実が小さく、15 - 40cm程度である。小さい果実であれば原型を活かしたままタワシにすることができる。夏場に、窓や庭に日陰を作るために植えられている。強健で作りやすい植物で、肥沃な土地であれば栽培は容易である。連作は避ける。発芽温度が高いので、四月下旬から五月上旬頃播種する。タネはかなり大きいので、覆土は1~2cm位にする。鉢にまいて後で植え替えてもいいが、直まきにする方が楽である。蔓が伸びてきたら、4m位の支柱を立てて誘導してやる。適当な排水がある土地なら比較的栽培は容易である。ヘチマをとるほか、★緑陰としての人気が高まっている。

・・・長い間ヘチマの記憶(幼少期)が消えていたことに、正直おどろいたほどです。

・・・そんな記憶がよみがえったからか、自宅の小さな庭?の「小自然」にも気づくことができました。自然の生命力には、本当にワンダーです。

《トレニア》

トレニアは熱帯地域原産なので生育適温が15℃~30℃で暑さに強く、夏から秋の花壇に適した開花期の長い一年草から多年草です。生育が旺盛で草丈20~30cmにこんもり茂るような姿になります。花色は白地に桃色や青地に紫などの覆輪が美しく、他に黄色やローズ色もあります。花形は唇形で花色が野生のスミレに似ていることから別名にナツスミレ(夏菫)やハナウリクサ(花瓜草)といわれています。夏の多湿にも強く育てやすい植物ですが極端な乾燥は嫌います。横に広がって生長するので花壇の縁取りやハンギングバスケットに適しています。

《デンロビウム・エンジェルベイビー グリーン愛》(正式名)

本種はデンドロビウムSnow Baby種と、Dendrobium Snow Angel種との交雑によって作出されたラン科の品種で東南アジアを中心に熱帯・亜熱帯アジアにおよそ1200種が分布しています。草丈は10cm〜20cm程度で、棒状の茎がのび、光沢のある長だ円形の葉を左右交互に出します。花つきの良い種で、★2月〜3月ころ、白い花に鮮やかな緑色の模様の入った花をたくさんつけます。比較的低温に耐える事で花付きが良くなる種類で、 越冬温度は5~12度となっています。洋ランらしい豪華で美しい色彩を長く楽しめる事と、寒さに強く育てやすいことから初心者向けの洋蘭として人気のある種類です。

すらりと伸びた茎にふわふわとした釣り鐘型の花がいくつも咲くカンパニュラ。かわいらしい見た目と育てやすさから、ガーデニングで人気の高い植物です。ボリューム感のある花の姿は、お庭の彩りとしてもぴったりです。ぜひご自宅で育ててみましょう。

《フタツメオオシロヒメシャク(二目大白姫尺)》/村松佳優の昆虫写真図鑑「ムシミル」より

https://insect.design/tyoumoku/garui/syakugaka/hutatsumeooshirohimesyaku

●シャクガ科/チョウ目に含まれるグループで、ガの仲間になります。多くの種類が知られており、世界では10,000種類以上、日本でも700種類以上が知られる大きなグループです。幼虫は、まるで指で尺をとるように動くところから「尺取虫(しゃくとりむし)」と呼ばれたりしますが、それがシャクガの由来になっています。冬にだけ活動することで有名な「フユシャク」もこのグループに含まれます。

・目玉模様が特徴的:白く綺麗な羽に二つの大きめの目玉模様が入っています。前羽にはっきりと、後ろの羽にも薄めに目玉模様が入っているのが印象的です。

・キラキラした鱗粉(りんぷん):目玉模様には部分的に金属光沢のあるキラキラした模様が入っています。その輝きがとても美しい蛾の仲間です。