・・・これまで様々なテーマでブログを書いてきましたが、このブログでは縦断(縦横無尽)的に綴っていくことになりそうです。そのきっかけは、今年度(令和3年)の主題派美術協会の第55回大作展です。主題派の主題派たる所以は「テーマ」をもって描くことにあるわけで、毎年テーマ委員が知恵を絞って設定してくれます。今回のテーマは、「不変」でした。このコロナ禍において、5月展開催を見合わせたこともあり、夏の大作展も楽観視できない状況にあります。そういうことから、このテーマに決められたのだろうと思いますが、「不変」という言葉があまりシックリこないのです。これまで大切にしてきたのは、「普遍」という言葉です。
《働くあなたのための学びのメディア》WURKより
https://eigobu.jp/magazine/fuhen
★「普遍」・・・「全てのものに共通していること」
●「不変」・・・「変化せずに、同じ状態を保つこと」
「普遍的」という表現がよく使われます。「普遍的」は「ある範囲におけるすべてのものに共通すること」を意味します。いつの時代でも、どこの国でも、誰でも当てはまることを表す場合に使います。例えば、「普遍的な価値」「普遍的な事実」「普遍的な人気」「普遍的な習慣」などと使います。類語には、「常在」「一般的」「世界的」「全般的」などがあります。「普遍」の対義語は「特殊」です。「特殊」は「限定された範囲内のものにしか共通しないこと」を意味します。
「永久不変」は「時間がいくら経っても変わらないこと」を表します。他にも、「永劫不変」「千古不変」「永遠不変」「恒久不変」「万代不変」などという表現もあります。「一定不変」は「何があっても変化しない、ある一つのことに決まっていて変わらないこと」を意味します。「不変的」という表現が使われることがありますが、これは「普遍的」の誤記です。ただ、「不変的なもの」などと、「変化することがない」という意味で多く使われています。類語には「変わらない」「一定」「永続的」「安定的」「定常的」などがあります。対義語は「可変」です。「可変」は「変えることができる、変化できること」を意味します。
・・・この目まぐるしく「変化」し続ける社会においては、単なる対応ではなく、時代に即した「変革」が求められています。
《IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン》Mayonez [マヨネーズ]より
https://mayonez.jp/topic/1030653
「変革」という言葉について、漢字の成り立ちを調べていきましょう。「変革」の「変」という文字には、「 事態が移り変わること。変化すること。」という意味があります。また、「変革」の「革」という文字には、「たるんでだめになったものを建て直す。」という意味や、「あらためる。」という意味があります。似た意味をもつ類義語には、「改革」「革新」「改良」「改変」「改善」「変更」「修正」「刷新」などがあります。
・・・「かわる(変革)」ことが「生きる力」でもあるわけですから、「かわらない(不変)」ということを声高に掲げられないと思うのです。
《日本国憲法第12条》
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の★不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
《参考》「不断の努力」を考える/大西連(自立生活サポートセンター・もやい理事長)
http://www.jicl.jp/old/hitokoto/backnumber/20151109.html
日ごろから途切れさせることなく★継続するような努力。思いついたように単発で行うのではなく、日々連綿と続ける努力をさす表現。
・・・「継続は力なり」という諺もあります。
https://biz.trans-suite.jp/45308#i-4
「継続は力なり」の語源にはいくつかありますが、大正時代に活躍した浄土宗の宗教家★住友夜晃(1893~1949)がまとめた「讃嘆の詩(さんだんのうた)上巻」が最も有力だと伝えられています。「讃嘆の詩」には「念願は人格を決定すー継続は力なり」という下りが記されていますが、この一部分がのちに広く使われるようになり、現在は座右の銘や格言として確立したと言われています。
https://koumyoudan.jp/yakou-sumioka/
大正時代のご時世は、哲学思想を基本とする宗教が流行り、中でも浄土宗を中心とした自己形成を模索するスタイルが多く求められてきました。著名な宗教家が記した「継続は力なり」という一説は、自己の目標や夢を実現させたいという人々の心のよりどころとなったのでしょう。
http://tannisho.a.la9.jp/SandanNoUta/index.htm
「継続は力なり」は英語圏でも使われる哲学に基づくモットーの一つです。英語では「continuity is the father of success」 と言い、日本語に訳すと「継続は成功の父」となります。
https://biz.trans-suite.jp/45308#i-4
「継続は力なり」の語源にはいくつかありますが、大正時代に活躍した浄土宗の宗教家★住友夜晃(1893~1949)がまとめた「讃嘆の詩(さんだんのうた)上巻」が最も有力だと伝えられています。「讃嘆の詩」には「念願は人格を決定すー継続は力なり」という下りが記されていますが、この一部分がのちに広く使われるようになり、現在は座右の銘や格言として確立したと言われています。
https://koumyoudan.jp/yakou-sumioka/
大正時代のご時世は、哲学思想を基本とする宗教が流行り、中でも浄土宗を中心とした自己形成を模索するスタイルが多く求められてきました。著名な宗教家が記した「継続は力なり」という一説は、自己の目標や夢を実現させたいという人々の心のよりどころとなったのでしょう。
http://tannisho.a.la9.jp/SandanNoUta/index.htm
「継続は力なり」は英語圏でも使われる哲学に基づくモットーの一つです。英語では「continuity is the father of success」 と言い、日本語に訳すと「継続は成功の父」となります。
《参考》この世に存在する3つの「絶対不変の真理」
『人生の大則』著:藤尾秀昭/書★金澤翔子/致知出版社
絶対不変の真理は厳然としてある。その第一は、「人は必ず死ぬ」ということである。この世に生まれて滅しない者はいない。いまここにいる人で、五十年後に生きている人はいるだろうが、百年後も生きている人はいない。
第二は、「自分の人生は自分しか生きられない」ということである。幼子(おさなご)が病気で苦しんでいる。親は自分が代わってやりたいと思う。だが、代わることはできない。その人の人生はその人以外には生きることができないのだ。
第三は、「人生は一度限りである」ということ。人生にリハーサルはない。また、再演することもできない。これは地球上に人類が誕生して以来の不変の真理である。この事実を真に受け止める時、深い感動が湧き上がってくる。私たちは図らずして、奇跡のような命を、いま生きているのだ。このかけがえのない命をどう生きるか。そこに人生の道標(みちしるべ)が要る。古来、幾多の聖賢(せいけん)がその道標を私たちに示してくれている。
・・・今もっとも気になっているのが、「持続可能」ということについて。
《サスティナビリティ(Sustainability)》
物事の「持続可能性」、つまり「将来に渡って、機能を失わずに続けていくことができることシステムやプロセス」を指す。主に形容詞のサステナブルが使用される。たとえば、生態系の荒れた海で漁業をし続けたり、これから枯渇するエネルギーを使い続けたり、復活しない森を伐採し続けたりすることは、サステナブルではない。このように、環境に関連する文面でサステナビリティが語られることは多い。しかし、近年はビジネスシーンでもサステナビリティが考慮されるようになってきた。国連の提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の根底にも、サステナビリティがある。企業においては、パフォーマンスを失わずに継続的に利益を出し続けられるか、従業員が長く続けられるような環境か、社会に貢献し続けているか、などCSR(社会的責任)を問うものもある。
《持続可能な開発目標(SDGs)》外務省より
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継とし、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。★17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
・・・さて、このブログテーマを「付箋」とネーミングしたココロは、いろいろな考えや取り組みなど、気になること心掛けたいことなど忘れないように★「付箋」をつけながらアートに取り組んでいきたいという思いからです。